新橋周辺はなにげに美味しいものが多いエリアです。
サラリーマンの街としてのお手軽さ、そしてお隣の銀座・有楽町に通じる高級さが同居しており、私はけっこうお世話になることが多いです。たとえばこのお店も新橋と銀座の間ですね
参考▶ 強烈スパイスが癖になるカーンケバブビリヤニ @ 銀座/新橋のチキンビリヤニ
そんな中今回は銀座とは逆方面、虎ノ門近くにある美味しいお店にお邪魔しました。
ナンディニ @ 虎ノ門
ナンディニといえば清澄白河の南インド料理の名店。いつか行かないとな~でも遠いなぁ~となかなか踏み込めずにいました。
それがいつのまにか虎ノ門にもオープンしたという情報が( 2017 年 4 月だそうです)。
まるでカフェランチのような小洒落た看板
今回はよく利用する新橋駅から虎ノ門まで徒歩で向かいました。 10 分ほど歩きますが、大きな道を通るので初めてでも迷わないと思います。
お店が近づくと外看板が現れます。
あらオサレ。
インド料理店の外看板って、御徒町の ベジキッチン のように良くも悪くもパンチが効いてるケースが多いです。ハマればいいんですが、興味がない人にはまったく刺さらないみたいな。
ところが今回のナンディニさんは、カフェランチを思わせるような構成です。
近隣の企業にお勤めの OL をターゲットにしているんでしょう。
店舗も清潔感ある佇まいで女性も安心
んでこの看板を目印に、すぐ右手に曲がったところにお店はあります。
こちらがナンディニ虎ノ門店です。
先程の外メニュー看板の雰囲気そのまま、スッキリクリーンな印象。
写真は撮影しませんでしがが、店内も白を基調にアクセントはウッドのみで、やはりとても清潔感があります。女性 1 名でも全然入れますよ。実際お邪魔した日も女性 1 名客は数名いました。
メニューはかなりバリエーション豊か
セットメニューはこんな感じ。
※細かくて見えづらいと思いますが、画像クリック(タップ)で高精度の画像で確認できます。
左上のゴールデンゾーンにミールス。次いでさまざまなドーサセットと、南インドの香りがプンプン。さらに右ページにはワダやイドリーと、意外と他では出てこないような南インドの軽食メニューもスタンバイ。
右下にはふつうのカレー客用のカレーセットもありますが、ナンをポロタ(パロタ)に変えられるのが嬉しいですな。
さらにはライス系のメニューまで。「ベシ ビレ バス」なるものは初めて拝見しました。気になるなぁ・・・。
つい食べ過ぎちゃう盛りだくさんミールス
そんなこんなで生ビールとミールス(ベジ)をオーダー。
さほど待たずに出てきました。
左下から順に
- ラッサム(1回おかわり可)
- サンバル(1回おかわり可)
- 4種類のカレー
- ヨーグルト
- チャトニー
- ライス(おかわり + 100 円)
- パパド
- プーリ
上の写真ではプーリがないのですが、忘れてたのか調理の都合なのか後からもってきてくれました。
なおこの画像は嫁ちゃんがオーダーしたミールスですが、「ノンベジ」仕様です。ちょっと見切れてますが、左のカレーは私がオーダーしたベジ仕様ではポリヤルに。ノンベジではチキンカレーになっていました。
肝心のお味は非常に満足のいくものでした。ただしカレーのバリエーションが多いため、男性は配分を気をつけないといけません。
私はラッサムとサンバルを各 1 回ずつ、ライスは嫁ちゃんの皿から半分いただき & 100 円でおかわりもして、すべてのカレーとライスがきれいになくなりました。食べ過ぎ注意。
特にサンバルは辛すぎずマイルドで、けっこう好きなタイプです。
食後のサービスのラッシーにびっくり
食べ終わりのころにサービスでラッシーを出てきました。私が汗だくでグチョグチョになっていたのを見かねて~というわけではなく、見る限りすべてのお客さんに出しているようでした。
ビールもとっくに空ですしね、ありがたすぎるこのサービス。
丁寧に御礼を言ってゴクッ!と飲むと
「!!???」
「しょっぱい!」
そう、最後に出てきたのはメニューにはない塩ラッシーだったのです。インドやシンガポールのインド人街などで存在することは知っていましたが、日本で出すお店はあまり覚えがありません。
最初こそ面食らいましたが、これはめちゃ癖になります。おかげさまでお会計のころにはすっかり汗も引き、さわやかにお店を後にすることができました。
注!このサービスはこの日(日曜)だけなのか、土日だけなのか、平日もやっているのか定かではありません。当てにしないで行ってくださいね。
南インド料理ビギナーの方はぜひ!
という虎ノ門のクリーンな南インド料理店、ナンディニさんでした。
定期的に行きたくなる、間違いない味 & お店の佇まい & ナイススタッフだったと思います。
「ミールス興味あるけど、本格的な南インド料理店はちょっとまだ・・・」
という方はぜひ足を運んでみてください。きっと他の店の味はどうなのかな?と興味が湧いてくると思います。
もちろんビギナーだけじゃなく舌の肥えた猛者たちも納得させることは言うまでもありません。
なおウェブサイトも見やすくていい感じ。
では再見。
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