五反田駅周辺にはさまざまなグルメスポットが存在し、当ブログでもたびたび取り上げてきています。あまりメディアで取り上げられませんが、実はかなりレベルの高いエリアだと思っています。
今回取り上げるお店もそんな実力派のなかのひとつ。食べてびっくりほっぺた落ちましたわ!これは大当たり。
かれーの店うどん @ 五反田
五反田ハイカロリーラーメンの雄、豚とこむぎ。ふと無性に食べたくなるんですよね。足繁くとまではいきませんが、年に何回かは汗だくで喰らっております。
今回おじゃました「かれーの店うどん」は、五反田駅から歩くとこの豚とこむぎと同じ通りにあります。紛らわしい名前。全然気が付きませんでした。
位置関係はこんな感じ。近い。
手前ブルーで囲っているのが豚とこむぎ。その奥およそ100メートル先、ピンクで囲っているのがかれーの店うどんです。近いですね。
お店の外観はこちら。
ドアにも「うどん」と書かれていて紛らわしいなぁ。今回は私1名でおじゃましました。
売りは「すーぷかれー」
カウンターのみ10席程度の店内に入り着席。まずはメニューを確認。
大別すると下記3つのカテゴリー。
- すーぷかれー(辛口)
- とろっとかれー(中辛)
- 季節のすーぷかれー(辛口)
事前にすーぷかれーが美味いらしいという情報は仕入れていましたので・・・
季節のすーぷかれー(3月の豆)+カレーたまご+ごはん大盛
をオーダーしました。合計1,300円なり。
そしてメニューに燦然と輝く「16年目突入!」の文字。そんなに古くからやってらっしゃったんですか。言ってくれれば(何を)。
なお従業員はジュリーをこよなく愛す店長のみ。すべてを1人で回しているので、オーダーから出てくるまでは決して早くはありません。10分は見ておきましょう。
一見飾り気のないシンプルなカレー
そして空腹感もマックスに到達し、ようやく出てきました!
どうですかこの飾り気のなさ。ミニマルカレー。ターリーやミールスを食べ慣れた身にとっては、逆にかなりのインパクトです。ちょっとデリーのカシミールに近いかな。
・・・ちょっとシンプル過ぎるので、主役へもう少し寄ってみます。
こちらが主役、季節のすーぷかれー(豆)。画像で一見してわかるように、一般的な「カレー」とはまったく別物です。
お店推奨の食べ方
ふつうスープカレーというと、ライスをすくってスープに少し浸して食べるパターン。あるいはスープをライスに少しずつかけて食べるパターンが多いです。
ですがこのお店推奨の食べ方はそうではありません。ライスとカレーは別々に食す!お店のウェブサイトを見ると、トップにこう書かれています。
白い御飯は、
カレーと一緒に口に入れるのでは無く
カレーを飲んだ後
御飯だけ口に入れてよく噛むと・・・本当に甘くておいしいです。
それが解るのが・・・
かれーの店うどんです!
当店のすーぷかれーは、
カレー = 味噌汁
ご飯 = ご飯
トッピング(たまご・トマト・ナス) = おかず
トッピング(挽肉・チーズ) = ふりかけ
の関係です。
先に読んでおいてよかったぜ!
なお、これは別に強要されるわけではありません。実際私が行ったときも、ふつうのスープカレーのように食べている人もいましたし、それについて誰も何も言いません。でも私のように初めて行くという人は、お店の推奨する食べ方をしてみても損はないと思いますよ。
結論:激ウマだった
ということでまずはすーぷかれーをひとすくい・・・
なにこれウマッ!!!!
一口でやられました。スープはかなりサラサラかつスパイスが複雑に絡み合い、辛さはそんなにないんですが次から次へと汗がしたたり落ちます。なのにスプーンですくう手は止まりません。
トッピングのカレーたまごもしっかりカレーが染み渡っており美味しい。かなり食べごたえあります。
水も飲まずにあっという間に完食してしまいました。もう汗だくで。
南インド料理に通じる美味さはトップランク
さてこのすーぷかれー。日本のカレーとも違うし、北海道のスープカレーとも違う。はたまた北インドカレーでもない。このサラサラ感とスパイスの複雑さは・・・そう、南インドだ。南インド料理のカレーに非常に近いんです。
お店の佇まいを見ても特に南インドは意識していないと思います。が、私個人的にはこのすーぷかれーには大好きな南インドを感じました。
いやはや、本当に美味しいものに出会うと幸せな気分になりますね。こちらのすーぷかれー、カレーの味だけで言うなら間違いなくトップランクの美味さですよ。これは珍しく保証しますわ。
※あえて「味だけで」と書いたのは、たとえばミールスはカレーだけじゃないですしね。決して悪い意味じゃないですよ。
公式ホームページはいろんな意味で要チェックだ!
と、期せずしてめちゃめちゃ美味しいカレーと出会えて大満足。リピート確定の「かれーの店うどん」さんでした。
なお訪問前には必ずお店のホームページには訪問しておきましょう。良くも悪くも「クセが強い」です。一瞬90年代後半にタイムスリップしたかとw
正直この HP が苦手な人もいるでしょう。だがしかしカレーの味とはまったく別物。そこで評価せず、ぜひお店に足を運んでいただきたいと思います。
ちなみにこちらのお店は、偶然にも以前記事にしたダ・カーポさんとも仲良しの模様。自分が美味いと思うお店同士がつながってると、なんだかうれしいですね。
参考▶ダ・カーポ@五反田のたい焼きに隠されたサプライズ!大人なたい焼きだ
では大満足で再見。
この店最悪です。
本日初めて行きましたがネットに騙されました。
二度と行きません行きません。
削除して欲しいぐらいです。
期待していたのに。
カレー好きさん
コメントありがとうございます。
おっと穏やかではない。
何かあったんでしょうか。