うーん悩む。なんとも悩ましい事案だらけのここ最近。自分の事ならどーとでもできますが、いかんせん人の事なので一筋縄ではいかないことだらけ。あうう。
かと言って私までズゥゥンと悩みこんだら、これまた人に伝染しちゃいます。それはそれ!これはこれ!努めて明るく振る舞うように致します。
そしてこういう時は酒を飲むか、美味いものを食べて気を紛らわすに限ります。ということで今回はうまいもん話です。
七味四天王の一角か!?浅草かがみ商店の七味唐辛子
以前の記事(善光寺のマストアイテム!八幡屋磯五郎の七味唐辛子)で早くもキングオブ七味確定か!?なんていうことを書きましたが、どうやら気が早かったようですね。
自分の無知を呪ってしまいますが、世間にはまだまだ私が知らぬうまいもんがあるのです。今回ご紹介する、浅草かがみ商店の七味唐辛子もその一つでした。
写真寄り過ぎ。
出会いは偶然(勘違い)だった
日本に七味(七色)唐辛子の老舗は三軒あります。
東京・浅草「やげん堀・中島商店」さん、京都・清水の「七味家本舗」さん、そして長野市・善光寺の「八幡屋礒五郎」です。
八幡屋磯五郎HPより
八幡屋礒五郎の唐辛子を購入して目からうろこだった私。ぜひ他の老舗の七味唐辛子も味わいたいと強く思うようになっていました。
んで先日たまたま浅草に行き、浅草寺の伝法院通りをフラフラ歩いていたところ・・・あら?何やらいい雰囲気の七味唐辛子屋さんがあるじゃないですか。店舗というか出店って感じ。
「ははーん、いい雰囲気じゃないの。これが例の浅草の七味か。即ゲだな。」
そう、私は店の名前など一切確認せず、この「かがみ商店」を上記の「やげん堀・中島商店」なんだろうなぁと思い込んでいたのです。それに気づくのは帰りの電車の中で、この名刺を見ながら自分のブログを読み返した時でしたw
あららー?みたいな。
山椒強めにブレンドしてみた
ちなみにこの日は初めてだしお試しということで、一番小さいサイズを購入しました(上の写真)。写真の容器は別売りで、中身の唐辛子と合わせて1,000円くらいだったと思います。
「じゃあこれください」とおじちゃんに声をかけると、その場で調合してくれます。前回購入した八幡屋礒五郎の七味唐辛子はデフォルトだったので、今回は山椒を多めに入れてもらいました。
ささーっと慣れた手つきで調合を行うと、匂いを嗅がせてくれます。山椒のいい匂いが食欲をそそりますな。
いやーこりゃ楽しみ。
かがみ商店 VS 八幡屋礒五郎
勘違いに気付きつつ帰宅し、その日は自宅で焼き鳥となりました。この時期鍋もないですしね、いま七味唐辛子を味わうならやっぱり焼き鳥(塩)でしょう。
近所のスーパーで鶏肉とネギ、砂肝を購入。適度な大きさにさばき、串に刺して塩を振って焼きを入れます。そして待つこと数分、アツアツの焼き鳥の出来上がり。※以上すべて嫁ちゃん。私待つだけw
皿に整然と盛られた焼き鳥。一本手に取り、まずはノーマルに八幡屋礒五郎の七味唐辛子を振りかけます。
うーん、うまい。そしてしっかりとした辛さが口に残ります。やっぱり間違いないぜ!
そして次にニューカマー、浅草かがみ商店の七味唐辛子を振りかけます。
むむ、山椒めっちゃ効いててまた味が違う!これもうんまっ!酒が進みますわ。
いやー、うまいとしか言えないのが悲しいところですが、実際うまいんですよ。前回の記事では八幡屋礒五郎の七味唐辛子を指して「一騎当千の呂布」と例えましたが、今回のかがみ商店のそれは「戦知恵もある夏候惇」という感じか。いやよく分かりませんが。
やはりうまいものは正義だ
この日、そのうち何かに使うかも・・・と思って残してあったエスビーの七味唐辛子は、別の料理で使いきり、容器ごと捨ててしまいました。まさに自ら退路を断ったと言えます。
やっぱりもうオッサンなんで、少々値段が張ろうがやっぱり美味しいもん食いたいわけですよ。ぜったいその方が幸せな気分になりますし。この判断に間違いはない!はず。
・・・とまたもや七味唐辛子に感動した私。七味唐辛子といえば前述の老舗が有名で間違いないところなんでしょうけど、今回のこのかがみ商店のそれも、十分その中に食い込める仕上がりじゃないかと思いますよ。以後は七味唐辛子四天王を名乗るべし。
ちなみに今回私がお邪魔したのは本店の店舗。浅草寺内の西参道とかにも出店があるようです。
では再見。
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