ダ・カーポ@五反田のたい焼きに隠されたサプライズ!大人なたい焼きだ

今日も暑かったですね。日本全国の観測地点のうち、実に300か所で真夏日を記録したそうで、うち3か所で猛暑日とのこと。

エルニーニョ現象によって今年は冷夏確定!なんてことをテレビで観た気がしますが、どうやら気のせいだったようです。今年も激アツなサマーが待ち構えていそうですね。もはや週間予報以上のタームでの天気予報は、信じられなくなりつつありますな。

地震といい天気といい、自然のことを人間が予測しようとする事自体がおこがましいことなのかもしれません。

そんな導入から、今回は夏の定番?「たい焼き」の話。

たい焼きはそんなに頻繁に食べるものではない

たい焼きで思い出すのは小中学生の頃。学校帰りに60円~70円くらいで1つ買って、皆でハフハフ食べながら帰るのが楽しかった記憶があります。

お店もたい焼きとフランクフルトのみで、どうやって生計立ててたのか分からないレベルw 昔の田舎にはそんなお店がけっこうあった気がしますが、最近だと無いんだろうなぁ。

んで大人になった五反田ひろし。たい焼きなんぞ1年に1回食べるかどうかのレベルとなりました。そりゃそうですよね、そもそも近所にたいやき屋さんが無いし、あったとしても甘いモノを進んで食べるお年頃でもありません。還暦過ぎたあたりでまた私の中でのニーズが高まるんだと思うんで、それまでステイです。

ダ・カーポ:五反田の風俗街を抜けた場所にある意外な名店

・・・と思いきや!大人向けのたい焼きを発見してしまったのです。これなら私もけっこう食べれちゃいますよ。

お店の名前は「ダ・カーポ」。五反田東口の日本有数の風俗街歓楽街を抜けた場所にて運営中。外観はこんな感じ。

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いやー本当においしかった。

あれ?看板変じゃない?

お気付きになっただろうか・・・?

たい焼きとはまったく関係無さそうな、それでいてたい焼きの暖簾を打ち消す程存在感をのある看板。初見の人は何屋なんだかよく分からないでしょう。

私の場合は、ここんちのたい焼きが美味いらしいという前情報を持って行ってしまったので、「あら、店間違えたか?」とうっかり引き返しそうになりましたよ。

しかし結論としては「看板は変じゃない」です。

実は看板に偽りなし

正面の扉を開くと、入って左手にカウンター、中央から右手にはアナログレコードやロックTシャツなどがわんさか。そう、確かに「たい焼き」と「CD/LP 輸入雑貨」がしっかり販売されていたのです。まさに「看板に偽りなし」!

この日スタッフは1名だけ。スタッフというか、やさしそうなおばちゃん。

さて・・・オーダーしますかね。嫁ちゃんの分と合わせ、たい焼き2個!150円×2で300円也。

おばちゃんのアドバイスどおりに食らいつく

「初めて食べるの?」

オーダーからさほど間を置かずにたい焼きは出てきたのですが、その時におばちゃんにこう尋ねられました。無論首を縦に振ります。すると・・・

「必ず頭から食べるようにしてね。必ずね・・・。」

このようなアラートを頂戴しました。私も天邪鬼ではないので、よっぽどのことが無い限りたい焼きを尻尾から食らいつくことはしませんが・・・ここまでの念押しされるからには何かあるんでしょう、そのとおりに食らいつきました。

ところでたい焼き以外もなかなか趣きのあるマーチャンダイジング(品揃え)

ちょっと寄り道。

輸入盤というよりも、70年代~80年代の国産レコードの品揃えが豊富な印象でした。これとか(実家にあるある!)。画像は短冊CDですが、もちろんドーナツ盤で置いてます。

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んでその頃のアイドル系が強いかな?と思いきや、隣には頭脳警察があったり、マイケル・ジャクソンがあったりと、なかなかカオスな品揃え。むむ、嫌いじゃないですよ。

もちろんレコードだけじゃなく、CDも置いてますよ。ゲーム音楽のCDも多かった気が。この日の店内のBGMもドラクエ交響組曲でしたし。ふふ、やっぱりカオスです。

最後まで食べて納得!これが噂のニュータイプ・・・

もちろんたい焼きの話。

一般的なたい焼きと比べると、ここんちのは少し羽根が多くて、あんことパリパリのコントラストがベリーグッド。つまりおいしい。あんこも多すぎず適量で、まさに大人のたい焼きと言えるかもしれません。

そのまま一心に喰らいつきます。

そして半分を越え、尻尾に到達する手前で

「・・・!!!???」

これは私は書けません。ぜひ足を運んで、自分の舌で確かめてみてください。いやーまさかねー。好みはあれど私は大好き。良い意味で裏切られますよ、ほんと。

おばちゃん、ごちそうさまでした。

新規店への訪問は調べ過ぎない方が楽しい

今回のダ・カーポもそうですが、もしかしたら食べログ見れば種明かしも書いてあるかもしれません。それで先にネタを見て味を想像して行くのもいいでしょう。

でも私は、そうした前情報は最小限に抑えていくタイプです(もちろん雑誌に写真付きで掲載されてて、もう美味いの確定!くらいのお店に行くことだってあります)。「~が美味いらしい」くらいに留めることが多いです。そうすれば今回のような感動的なビックリにも出会うことができますしね。

一方でそうやって男らしくオーダーしたものの、「よりによってソレをたのんだか」的なハズレを引くこともあります。まぁそれもまた一つの出会いということで楽しみたいものです。

そんなこんなで、今回のダ・カーポはこちら。ぜひ足を運んでみてください。※歓楽街を通らずとも行けますw

では再見。

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