片頭痛の痛みを知らない人は本当にラッキーと思ったほうがいい

 

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視力回復カテゴリ をご覧になっていただくとわかりますが、私は生まれつき右目が極度の弱視でした。視力自体は人並み以上には回復しているのですが、視力以外のところで悩まされることもあります。

それは頭痛。いわゆる頭痛持ちというやつです。

わりとカジュアルに頭痛に襲われるので、もはや慣れっこではあるのですが、2017 年の大晦日にまさかにエース級の頭痛に襲われました。

それは「片頭痛/偏頭痛)」なるもの。

※片頭痛でも偏頭痛でも一緒みたいです。

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大晦日に突然訪れた片頭痛という名の悪魔

以前の記事でこんなことを書きました。

また私だけかもしれませんが、重度の偏頭痛にも悩まされました。視界不良 → 頭痛 → 腹痛 → 嘔吐 という生き地獄が数時間続きます。医者でも明確な原因は分かりませんでしたが、弱視やストレスに関係があるんだろう・・・とのことでした。

視力トラブルを早期発見するための子供からのサイン(しぐさ)

まさにこれですよ。

大晦日、部屋の掃除もきれいに終わらせてソファに横になってスマホをいじる私。仕事のメールをチェックし、万が一の積み残しを確認します。それが終わったら掃除用具も片付けて掃除コンプリートの予定でした。

ところが、スマホの文字が読めません。そこに文字があることはわかるのですが、テキストの黒い部分がチカチカと光り、白い部分もふだんよりも眩しく見え、思い切り目を細めても文字を判別することができないレベル。

これは「閃輝暗点(せんきあんてん)」というものです。下記をご一読。

閃輝暗点とは

殷周時代の中国で、敵に囚われ暗い牢獄に 10 年以上も幽閉され続けた羅漢(らかん)という男がいました。長い暗闇生活は彼の視力を蝕み、ようやく味方の手により開放されたころには、彼の視力はなくなっていました。

味方に手を引かれ牢獄を出て、暗く長い階段をゆっくりと昇り、光の射す地上へと出ようとしたその刹那、「ウッ」という呻き声とともに羅漢を先導していた手が力なく地面へ落ちました。

牢獄で彼を虐げていた牢長が、暗闇から彼を狙っていたのです。羅漢も脇腹に傷を負いました。しかし彼は暗闇での生活に慣れていたために、咄嗟のところで気配を察して致命傷を免れることができました。

ただし危機であることに変わりはありません。

陽の光の暖かさを頼りに、脇腹を押さえながら必死で階段を這い上がる羅漢。カツ、カツいう足音がゆっくりと羅漢を追いかけます。

そしてついに羅漢の右手が陽の光の暖かさを感じ取りました。そうです、ようやく羅漢は 10 数年ぶりに地上へ出ることができるのです。

しかし時を同じくして、足音の主である牢長の左手が、羅漢の右足首を握りました。一方の手に持つのは1メートルはあろうかという大きな刃。羅漢にその刃は見えませんが、自分が生命の危機にあることだけは理解できます。

牢長は無表情のまま、刃を振り上げました。

その時です。太陽が高く昇り、まばゆいばかりの日光が階段の入口付近にまで差し込みました。そして日光は牢長の持つ刃に当たり、ちょうど羅漢の瞼へ反射しました。

視力は失った羅漢ですが、この熱さが陽の光によるものだということは感じ取ることができました。そして賭けたのです。

羅漢は閉じきっていた瞼を力いっぱい開きました。

すると奇跡が起こります。

姿形こそ判別できませんが、ぼんやりとした人の形が見えるではありませんか。すべて眩いばかりの日光が彼を背後から照らしてくれたおかげです。

とはいえ感じ入る時間など許されていません。生命の危機はすぐそばにあり、牢長の右手はまさに今、刃を振り下ろそうとしていました。

絶体絶命の状況のその最中、ひときわ光るものが羅漢の目に入り込んできました。

ええいままよ、と羅漢はその輝く一点を目掛け、牢獄で磨いた右手の手刀を突き刺しました。

次の瞬間、カラーンという金属製の何かが落ちる音、続けて階段の下の方へ転がり落ちていく音が聞こえました。同時に羅漢の足元へ覆いかぶさる生暖かい物体。羅漢の右手は地で濡れていました。

九死に一生を得た羅漢は、その場で気を失ってしまいます。次に目をさますのは、数時間後に別の味方に救助されて担ぎ込まれた幕舎の中でした。

羅漢を発見した人間によると、手刀は寸分の狂いもなく牢長の心臓を突き刺していたそうです。

-後に彼は言います。

あの暗闇の中、私の目は確かにひときわ強い光を感じた。明るい状態では気が付かないかもしれないが、あの暗闇、あの絶望的な状況だから見えた、小さく、しかし強い光。それは皮肉にも私を殺そうとした牢長の命の灯火だったのだろう、と。

そしてそれを感じ取って危機を脱することができたのは、暗闇の中でも望みを捨てず、鍛錬を絶やさなかったことの成果でもある、と。

羅漢はこの技を「閃輝暗点」と名付けました。そしてその後病でこの世を去るまでの 20 数年、この必殺の殺人技を武器に、盲目の暗殺家として裏社会にその名を轟かすのでした。

以上、 民明書房 にあるとかないとか。疲れた。

痛みと気持ち悪さの満漢全席

さて閃輝暗点が発生すると、私の場合は 30 分ほどその症状が続きます。そして同時に脈打つリズムと同じリズムでこめかみが大きく脈打ち、かつアイアンクローをされているかのように強くピンポイントで押さえつけられる痛みが生じます。これがまた痛いんだ。

なおアイアンクローといえばご存知フリッツ・フォン・エリック。

キン肉マンの父、ストロングスタイルが持ち味のキン肉真弓の必殺技としても有名ですね。

・・・そしてここまで来るとなにをしても無駄です。

事実それからしばらくして嫌~な吐き気が生じ、目は見えないわ眼球は痛いわ、こめかみは痛いわ吐き気はひどいわの満漢全席。

頭痛薬?そんなの効きませんしなにもやる気が起こりません。もはや嵐が去るのを待つのみ。

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過去の罪の禊と思って甘んじて受け入れよう

一方ちょうどそのころ、買い出しに出ていた嫁ちゃんが荷物いっぱいで帰宅しました。

彼女から見れば

ある程度掃除はしたようだが、中途半端で終えて横になって寝ているダメな旦那

にしか見えません。

その後は想像におまかせしますが、なかなかしんどかった・・・。

なお今回の片頭痛はおよそ 3 時間程度続きました。目痛と頭痛が 3 時間、うち吐き気が 1 時間半という割合。ガキの使いの本編が始まったあたりでようやく良くなってきたっけ。

こんな病に縁のない人は、そういう身体をラッキーと思ってください。一方で私のように忘れたころに襲われる人は、もはやなにか過去の罪の禊(みそぎ)程度に受け入れるしかないですな。

では再見。

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コメント一覧

  1. ザシキ より:

    私も大学までガチャ目と乱視が入っており、偏頭痛→嘔吐がお決まりのパターンでした。ところがレーシック手術で視力回復(両目1.5になりました)と乱視補正をしたところ、ピタッと偏頭痛が無くなりました。これは予想外の効果でした。視力が上がった事も嬉しかったですが、何よりも吐く程の頭痛目痛が無くなったのが一番嬉しいです。
    レーシックは失敗すると偏頭痛以上の地獄を見るそうですが、リスクを取ってでも受けて良かったです。

    • ザシキさん、コメントありがとうございます。
      私と同じような人がいた。

      いやーよかったですね!
      レーシックは賛否両論ありますけど、僕も幼い頃に視力矯正してなかったら、レーシック手術受けてると思いますもん。
      あの苦しみは当事者じゃないと分かりませんよね。

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