弱視からの視力回復のために病院で医師とともに行ったこと

子供の弱視からの視力回復について。

これまでは主に自宅でのトレーニング方法について記してきましたが、今回は病院での診察について。

その前に通院頻度ですが、最初の 1 年くらいは毎週決まった曜日に通い、それ以降は隔週になったのかな?んで小学5年生の時に田舎の方に引っ越しちゃったので、通院は 1 ~ 2か月に一度程度になりました。

考えてみたらずーっと同じ先生でしたね。髪の長い女性の医師だったこと以外は覚えてないー。大変お世話になりました。

弱視回復のために病院で行ったこと

眼科診察

だいぶ記憶は薄れてきていますが、曖昧な部分はお許しを。

視力検査

眼科に行って一番初めにやることといえば、視力検査以外にありません。毎回毎回、まずはメガネ状態と裸眼状態での視力検査を行いました。

もちろん最初の数年は右目(弱視の方の目)はほとんど見えませんでした。が、何年も何回も続けていると、検査をする度に少しずつ視力が良くなってくるのが分かるんです。

まぁ私は子供なので、検査で視力が上がっていることが分かっても特に感動もありませんでした。でも付き添ってくれる母親はすごく喜んでくれてましたね。

ちなみに裸眼視力で 0.7 くらいになるまでは、裸眼状態とメガネ状態の視力の差がすごく大きかったです。

そして幸いにも順調に視力回復したために、メガネのレンズの度も頻繁に変える必要がありました。そのため右目の視力検査は 1 回では終わらず、だいたい 10 種類程度のレンズを試した記憶があります。めっちゃ時間かかりましたよ。

寄り目トレーニング

何度か書きましたが、私の右目は眼筋がもともと弱い状態です。毎日の自宅でのトレーニングでも眼筋を鍛えましたが、もちろん病院での診察時にもトレーニングを行いました。

どんなトレーニングを行ったかというと「寄り目トレーニング」です。

やることは超簡単。指を遠くから近づけ、そこに焦点を合わせて両目を中央に寄らせます。これを何度も何度も繰り返します。

当時はそれすらうまくできずに苦痛でしたね。

謎の検査

右目に謎の器具をはめてカチャカチャ動かされました。すると焦点がぼやけたりクッキリ合ったりするのですが・・・何のためにやっていたかは謎です。というかそもそも記憶が曖昧だ。

おそらくは乱視か遠視の矯正のために行っていたのではないかと。

基本は筋トレの繰り返し

筋トレ

病院で行ったことは以上です。特別な目薬をさしたり、内服薬を飲んだ記憶はありません。医師がトレーナーとなり私を導いてくれたって感じ。

たぶん私の弱視の原因って「眼筋の弱さ」にあることが明確だったんでしょうね。だから薬は必要なく、家でも病院でもひたすら筋トレを繰り返したと。 6 年休まず筋トレすれば、そりゃマッチョになりますわ。

しかしこうして思い出してみると分かりますが、子供の弱視回復って、変に薬を使ったりメスを入れたりして劇的に改善させることじゃないんですね。もともと眠っている力をトレーニングによって起こす、もしくは効果的に使えるよう身体に叩きこむ。そんだけだ。

ただし前回の記事でも書いたように、年齢とともに視力は固まっていき、中学生になるころには定着すると言われています。そうなると頑張って筋トレしたとしても大きな効果は期待できないでしょう。

周囲の大人が気付いてあげないといかん

笑顔の子供

子供の弱視を回復させるためには、一にも二にも早期発見。そして良い眼科で診察を受ける。さらに筋トレ効果がある年齢のうちに、親が心を鬼にしてトレーニングを続けさせること。

子供は自分のことはよく分かっていません。早い時期に周囲の大人が異常に気付いてあげることができるかどうかが、 10 年後に裸眼のままでいられるか、それとも常時メガネを余儀なくされるかの分岐点かもしれません。

そうした子供のサインについても、そのうち記事にしていきますね。

では再見。

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