健康管理も仕事のうち。30 歳過ぎたら簡易人間ドックは毎年欠かさず受診しよう。

うちのブログのユーザーの年齢層は、25 歳 ~ 44 歳でおよそ 65% を占めます。そう、世間的にはオッサンと呼ばれる皆さんがメインですね。いいんじゃないでしょうか。

一方 25 歳 ~ 30 歳くらいのオッサン予備軍も一定数いるってことです。今回の記事はそんなオッサン予備軍の皆さんに声を大にして伝えたいことを書いていきます。

それは 30 超えたら人間ドックは毎年必ず受診すべしということ。

簡易人間ドックってこんなことを診断される

では実際、簡易人間ドックではどんなことをするんでしょうか。

軽肥満

一般的な人間ドックは丸 1 日かけて、あんな所やこんな所までしらみつぶしに診察されます。しかし簡易版はおよそ 2 時間程度で終わります。

  • 問診(問診票、簡単な診察)
  • 測定(身長、体重など)
  • 血液一般(赤血球数、白血球数など)
  • 血中脂質(コレステロール値など)
  • 腎機能(尿検査)
  • 肝機能(γ-GTPなど)
  • 糖代謝能(空腹時血糖など)
  • 感覚器(視力、聴力など)
  • 呼吸器(胸部X線)
  • 生理機能(心電図)
  • 消化器(エコー、バリウム一気など)

以上、ざーっとリストアップ。2時間でけっこう盛りだくさん。私の場合は病院ではなく健康診断専門のクリニックで行われるので、すべてがベルトコンベア式に手際よく行われていきます。

昨年までのところでは、異常値が出ていたのは肝機能の部分だけ。

γ-GTPが200オーバー・・・もうオッサンだし酒とは適度に付き合うことにする

それ以外は特に問題なし。数字上は「軽肥満」との指摘もありましたが、オッサンはそれくらい恰幅がある方がいいんですよ(震え声)。

人間ドックはただの健康診断とここが違う

さてさて、人間ドックが一般的な健康診断と一線を画する分かりやすいポイント。それはやはり「バリウム」の有無じゃないかと思います。正確には「胃透視検査」と称される検査ですな。

胃透視検査はどんな感じで検査されるのか

まずは発泡剤というお腹を膨らませる粉末を飲み、その後バリウムを一気に飲み干し、このような機械に乗ってグルグルと回転します。

初公開!これが五反田ひろしだ。

バリウム検査

うそ。画像は大阪がん循環器病予防センターさんより借用

時間にして約 5 分程度かな。

見た目よりもけっこう大変で疲れる

写真で見る限りは「バリウム飲んで寝てるだけでしょ」とも見えますが、それは間違い。けっこう大変なんですよね、これ。オッサンにはこたえます。

何が大変って、別室の医師から矢継ぎ早に指示が飛んでくるんです。

「はいこちらを見ながら一回転して~」
「じゃあ逆回転」
「気持ち右を見て・・・あ、ちょっと戻って」
「お辞儀の姿勢になって~ああ戻って!」
「もーう、だから違うって!!!」

最初に飲んだ発泡剤が効いてきてゲップしたくなるのを我慢しながら、こうしたスパルタ医師の指導に従ってグルグル回転しないといけません。終わる頃には心地よい汗をかくことになります。

ちなみに最後の一文はだいぶ盛っていますw 実際は優しくテキパキと指示されるだけなのでご安心を。

【要注意】バリウムとの付き合いは検査時だけじゃない

バリウム飲んで回って終了~と思いきや、実はこのバリウムさんとは夜までお付き合いすることになります。長い人は翌日朝までかな?

それについては別記事にてどうぞです。超重要!

人間ドック後のバリウムウンコが流れない!と慌てないための2つのTips

社会人たるもの自分の健康管理も仕事のうち

OZPA87_katakorigayabai20130707500

耳タコかもしれませんが、やっぱり「体調管理も仕事のうち」なんですよ。

不健康な人間はあてにされない

たいていの企業では年に一度健康診断を受診するように言われると思います。身体が資本というのは本当にその通り。少なくとも私は、どんなに仕事ができても病欠しがちな人間よりは、多少アレでも皆勤賞な人間に仕事を任せます。

明日の会議でサービスの重要なポイントをすべて決めるぞ! → 翌日「すいません、熱が出たので休みます」

こんなことを繰り返す人には責任ある仕事は任せられません。仕事ってのは様々な人との関わりで進んでいくもの。つまり不健康であるということは、それだけで社会人としてデメリットが大きいのです。

いつまでも あると思うな 健康体

一方で若いうちは「健康診断だりー」「もう 3 年受診してないわー」となりがち。まぁ私もそうでした。でも若いうちは肉体も強いからいいんですよ。

だ がしかし、(程度の差はありますが)人間30歳を過ぎると様々な部分にガタが出始めます。酒が残りやすくなった/腰痛がきつくなってきた/ピントが合わせ づらくなってきた・・・などなど、そりゃもう色々と。自覚できればまだいいですが、無自覚のままでひっそりと悪化しているものも出始めます。

これが老化です。なんて恐ろしい。

簡易人間ドックですべてをさらけ出そう

OZPA_sutusugataiine500

という見えない病魔までなるべく早期発見できるよう、おそらく 30 歳を過ぎたくらいからは健康診断が簡易人間ドックへと変化します。

何もなければもちろん良いですし、何か不穏な数値が出てしまったとしても、じゃあそれをどう改善するか対策を打つことができますよね。最悪何か見つかってしまったとしても、何年後かに見つかるよりはよっぽどましでしょう。病魔の進行は早いですからね。

冒頭では社会人として~と書きましたが、30 歳を超えると結婚・出産等でライフスタイルにも大きな変化が生じる頃。パートナーと暮らしていくため、あるいは子供を養っていくために「健康な身体」というのはすべてのベースとなります。

健康じゃないとなんにもできません。健康管理はもはや大人の義務ですな。

ということでオッサン予備軍の皆さんは、これを機会に簡易人間ドック/健康診断は必ず毎年受診するようにしましょう。

人間ドックなら金内メディカルクリニック

では再見。

この記事をシェアする

関連記事

コメントをお待ちしております

ページ上部へ戻る