たしか 9 月のこと。
・・・あれ?左手の中指がちょっと痛い。ひさしぶりに突き指しちゃったかな?ま、2 週間くらいで治るっしょ。
だがしかし 1 か月経過
突き指が1か月痛いままなのはどうすればよいか(医者行け)
— 五反田ひろし (@higotanda) 2016年10月26日
3 か月経過し年末へ
突き指が3か月くらい治らないので「突き指 治らない」で検索するも、未だに1ページ目はキュレーション系だらけで時間の無駄。病院いけってことか
— 五反田ひろし (@higotanda) 2016年12月8日
いくらオッサンは治癒力が低下しているにしても、本来これくらいは長くても 1 か月程度で完治していただきたいもの。困ったものです。
でも逆に考えると、これ実は突き指じゃないのかも・・・?
そんなこんなで重い腰を上げて整形外科へ行ったところ、驚くべき診断が下されたのでした。
はじめに:まずは整形外科へ行こう
せっかくなので順番に。
ひどい寝違えや捻挫、微妙な筋違えなど、「これはもう自然治癒じゃダメそう」なことがあります。10 代 20 代のころは放っておけば治ったのに、30 代 40 代になると培った運動不足で筋力が衰えてしまい、そう簡単には治りません。
今回も然り。オッサンになるということは、突き指にすら負けてしまうということです。
さて、こういう時はまずどこへ行きますか?整形外科?整骨院?接骨院?意外とパッと答えが出てきませんよね。
しかしご安心を。超わかりやすくまとめていただいているサイトがありましたので、画像引用させていただきます。
引用元はこちら。三軒茶屋の「あすウェルスポーツ鍼灸整骨院」さんです。ありがたい、近所ならぜったいこちらにお世話になってました。
まずは整形外科に行ってレントゲン撮影などから適切な診断をしてもらい、その後必要に応じて整骨院等へという流れが良さそうですね。
ということで私も近所の整形外科へ行ってみました。
状況説明→レントゲン撮影
- 突き指が 3 か月治らない
- 痛みはさほどでもない。違和感程度
- 思い当たる原因はなく、最初から痛みは同じくらい
まぁ突き指なんでこの程度の説明しかできません。「じゃ、レントゲン撮ってみよっか」とすぐにレントゲン室へ連れて行かれて撮影を行いました。ものの 1 分程度です。
特記事項はとくにありませんが、看護師さんが怖かったです。
またこの時点では、たかが突き指でレントゲン撮ってどーすんの?何かわかるの?としか考えていませんでした。
はい?骨折?
レントゲン室から戻ると、すぐにモニターでレントゲンを確認していきます。
すると医師がおかしなことを口走りました。
お前の指は折れている(た)
「これさ、折れてたんじゃないの?」
またまたご冗談を。
「だってほら、ここ見てみなよ」
何をおっしゃいますやら、と私もレントゲン確認。
下図はすごくかんたんに、健康な状態の指の骨と、私の骨の状態を比較したものです。
よくわからないと思うので、さらに拡大。
わかります?
私の中指、なぜか一部の骨がボコッと隆起していたんです。
勝手に治癒されていた
これを見れば素人の私でも医師の言いたいことがわかりました。
人間の体は、傷つけばその部分が分厚く硬くなりますよね。自然治癒力ってやつです。
ただ骨折などはしっかり診てもらわないと、いびつにくっついて痛みが残ると聞いたことがあります。今回の私はまさにそれの可能性が高いってことなんですね。
いや、もっと痛くなってくれればちゃんと病院行ったのにぃ!
思い当たる節はまったくないのだが・・・
しかし解せないことがあります。
私も過去数度の骨折(ヒビ)を経験していますが、ヒビですら超痛いです。患部は腫れますし脈打つたびにズキズキ痛みますし、寝れないくらいに痛いです。
さらに骨折には必ず原因があります。高い場所から落下して変に手をついたり、スノボでトリック失敗で落ちたり、あれやこれや。必ず強烈な打撃が加わっているはず。
ですが今回はまったくもって思い当たる原因はなく、その後の強烈な痛みもありません。
うーん、理屈はわかるけど・・・モヤモヤというのが正直なところ。
でも骨折じゃなかったならなんなんでしょう。新しいなにかが生えてきたりして。生えてきたらご報告します。
ちょっとした違和感でも過信せずに早めに診療を
まとめると今回の私の状態はこういうことだった可能性が高いということ。
- 骨折してしまった
- 数か月気づかずに放置
- 自然治癒するもきれいに治らず痛みが残った
ちょっとショック。
これを解消するためには、隆起した部分を削り取るしかないんでしょう。でもまぁ違和感程度の痛みですし・・・ちょっと考えよ。
ということで特にオッサンのみなさん、せっかく保険料払っているんですから、違和感程度であっても早めに病院で診てもらいましょう。自分ひとりの身体じゃないわけですしね(たぶん)。
では再見。
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