生きるって良いことだらけではありません。時にはどん底を味わうこともありますし、何をやってもうまくいかず「なんで俺ばっかこんな目に!」なんて思うことがあるかもしれません。
そう、逆境です。どんな人にも逆境は必ず訪れます。しかも人生に何度でも。
でもそこでいちいち心が折れたらいけません。「たかが逆境」「逆境が来たということは、もう良いことしかないじゃないか」なんて思えれば人生楽しくなりますよ。
今回紹介するのはそんなマインドを身につけることができるマンガです。
逆境ナイン(島本和彦/小学館)
こちらが主人公の不屈闘志。あらすじは下記ご参照。
主人公不屈闘志ら全力学園野球部に次々と襲い掛かる、あまりにも非現実的な「逆境」に対し、不屈らがその名通りの不屈の闘志で乗り越えていくという、「熱血」漫画。
いわゆるスポ根漫画のパロディとして、野球漫画の枠を超えるナンセンスで破天荒な展開が多く、作者自身は本作を「ギャグ漫画」と定義している。一方で作中人物たちはこうした状況展開にきわめて真剣に向き合っており、(それ自体がギャグ表現でもある事とは別に)読者が登場人物に感情移入して読めば純粋な熱血物語として機能するという側面も持っている。
引用:wikipedia
すごくバカなことをすごく真面目にやってる姿が面白いのですが、それ以上にガツン!と来るのが登場人物たちの発する魂の言葉。以前映画にもなってましたね。
男なら感涙必至のパンチラインの宝庫
四の五の言わずに見ていただきましょう。
無理が通れば道理は引っ込む!!
熱い!明日から後輩にそのまま伝えよう。
あえて曲がり道を選んだ男の目
そう、人生きれいごとばかりではやっていけません。時には信念を曲げなければいけないこともあります。だが大いなる目標達成のためには、信念のひとつやふたつ喜んで変えてやりましょう。
こじつけでも、つじつまが合えばそれにこしたことはない!!
最終的にうまくいかせることが重要。細かい方法論にこだわってたら目標を見失うぜ。
たかが野球!!
宇宙戦争はスケールが大きすぎますが、私もこの考え方はよくします。比較対象は恥ずかしいから内緒。
もしもどん底に落ちてしまったと感じたことがあったら思い出してください。「なぁんだ、自分はまだまだ何でもできるじゃないか」と思えるようになりますよ。
「たかが仕事!」「たかが失敗!」「たかが失恋!」
どうですか、激アツでしょう。まだまだ続きますよ。
男のみっつの条件
男たるものこれは心に刻んておきたい。
ひとつ!!男は、イザという時には、やらなければならない!
ふたつ!!今が、イザという時である!!
みっつ!!おれは・・・おれたちは、男なんだッ!!
みっつ目は条件なのか?なんていう無粋な話は無しです。あるがままに受け入れましょう。
背に腹はかえられんっ!!
男の人生、時には妥協せざるを得ないこともあるでしょう。しかし何も考えずに安易に妥協したという経験は、その後の男の人生にずっと尾を引く結果になります。
考えに考え、考えぬいてはじめて「ぬう、背に腹はかえられん・・・」という言葉に重みが出るのです。
「それはそれ」!!「これはこれ」!!
男が大いなる目標に邁進しているときは、いちいち細かい障害などに構ってはいられません。朝令暮改と批判されようが、良くなることならどんどん曲げるべきです。
しかし時には敵に指摘されることもあるでしょう。いちいち何かを批判することでしか自我を保てないような可哀想な人間です。そんなときは言ってやりましょう。
自己啓発本なんて要らんよマジで
今回取り上げたのは全6巻の中でもほんの一握りの分かりやすいパンチラインです。この他にも震えるほど男魂を揺さぶる名文句がキラ星の如く存在します。
これで少しでも魂が震えたあなたは同じセンスをお持ちの男のようです。全巻揃えて一気に読み通しましょう。
読み終わったころには、あなたの心を曇らせていた憂鬱な雲もどこかへ行き、超絶ポジティブになっている自分に驚きますよ。大事なプレゼンや商談の前にもぜひ読んでおきたい。
書店で平積みなっている自己啓発本を買っても、どうせ1回読んだら読み返すことなんてしないでしょう。そんな無駄金使うくらいなら、だまってこっちを買いましょう。効果の程は私が保証しますよん。
では再見。
コメント