外山そば@岩手県薮川でそば本来の味とおばちゃんとの触れ合いを楽しむ

少し前、8月の頃の話になりますが、生まれ故郷の岩手に帰省してきました。

岩手といえば、わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺という三大麺が有名ですね。しかしそれらに隠れて目立ちませんが、「そば」も非常に美味しいんです。

今回は私のそばのルーツとも言えるお店をご紹介。私好みのそば粉100%の十割そば。というかこのそばで育ったから十割そばが好きなんでしょうね。

外山そば:本州で一番寒いエリアにあるそば屋さん

まずは外見からどうぞ。

外山そば外観

のどかですね。写真では見えませんが、左側には露天風呂もあります(ただし丸見えw)。

重要:冬季休業につき県外の方は要注意

外山そばのある盛岡市玉山区薮川というエリアは、本州で最も寒いエリアとして知られています。最近は温暖化が進み昔よりは暖かくなったそうですが、それでも真冬の最低気温はマイナス20度くらいをコンスタントに叩き出します。

外山そばは盛岡市外山森林公園の中で営業しています。夏季はそばだけじゃなくBBQが楽しめたりする楽しい場所なんですが、冬はとことん寒いだけで何も無くなります。

そのためこの森林公園の開園期間は4月29日~11月16日(2014年実績)と限られており、うっかり何も知らずに「冬休みに行ってみようかな~」なんて考えていると、現地で凍えるだけになるので注意が必要です。

遠いしほぼ山道

盛岡駅からだと車で1時間くらいかかるでしょうか。電車でも行けないことは無いと思いますが、まったくオススメできません。ヒッチハイクしてでも車で行きましょう。

と思ったら盛岡駅発着のバス+そばのお得なセットが出ていました。

ふれあい体験 in 外山 遊遊チケット ※リンク先ページ消滅

これは安い。

ただ1時間のうち30分位はウネウネ山道を走ることになりますので、お子様は車酔いすること請け合いです。私は小さい頃しょっちゅう吐いてましたw

これが外山そば=真のそばだ!

冒頭申し上げたように、私は小さい頃からこのそばで育っています。ソウルフードと言っても過言ではありませんな。

外山そば

これだっ!!ああ、うまそう・・・。

写真はざる大盛り(そば2枚)です。今年はこれをペロリたいらげた後、もう一枚いっちゃいました。

まずはそばがうまい

見てお分かりのように、太切りの十割そば。最初は麺つゆに浸けずにそのままパクリ。口に含むとそばの香ばしい香りが鼻から抜けていきます。

もちろんツルツルすするタイプのそばではないので、しっかりとそばの味を噛み締め楽しみます。

麺つゆも濃い味でうまい

麺つゆは東北なので濃い口醤油ベース。いろんな種類の野菜で出汁が取られており、非常に味わい深いです。

山菜の漬物もうまい

写真右上。麺つゆの濃い口とは一転、意外とあっさりした味付けで、山菜の味が楽しめます。濃い口の麺つゆとのバランスがしっかり取れていますね。

ちなみに店内おみやげゾーンでも販売していることがありますが、特に保冷剤などないので地元で食す以外は自己責任で。

そばもちもうまいがボリューム大

そばもち?これです。

そばもち

一見団子のように見えますが、一玉直径5~6cmほどあります。串じゃなくて割り箸ですしねw

さらにそば以上にそばの香りがプンプン。さらに「ふわっと」ではなく「ギッチリ」握られているので、見た目以上にボリューム大。一串食べると40%くらいお腹が膨らみますので、食べ過ぎないよう注意です。

何より良いのは、働いてる地元のおばちゃんたち

お店で働いている人達は、みんな近所のおばちゃんたち。岩手訛りが飛び交います。なので「お店感」はあまり無く、どこか家庭で食べているような感じがするのが良いんですよね。

みんな優しくて落ち着きます。

ベストはやはり7月~8月かな

という五反田ソウルフードのご紹介でした。

ちなみに冬季休業期間中はもちろん足を踏み入れることができませんが、それ以外の期間でもけっこう寒いです。ベストはやはり上着不要な真夏の7月~8月あたりかなと思います。

もしもそば好きの方が岩手に行く機会があれば、1日使って訪れてみても損はないそば屋さんですよ。

なお周囲には何もありませんw

では再見。

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