以前こんなエントリーを書きました。
転売屋の存在は超ウザいけど、それって人気ブランドの証だし拒否することもできない。結局うまく付き合っていくしかないのかね・・・という切ないエントリー。
百歩譲って黙認したとしても、せめてブランドへの愛は欲しい。堂々と臭い人達(ホームレス)を並ばせるのはやめていただきたいと。
でもこういう問題ってファッションブランドだけじゃなんですね。
Apple Storeの行列はキャリアショップ以上
Photo by Guian Bolisay
今回からSIMフリーモデルをApple Storeでも同時販売することで、各キャリアショップ以上にApple Storeに並ぶ人達の方が多かったようです。私も昨日の日中たまたま銀座に行く用事があってApple Storeの前を通り過ぎましたが、目検でおよそ50名程度の方がすでに並んでいました。
ソフトバンク銀座の方までは行かなかったので確認しませんでしたが、ソフトバンク銀座はもはやケースショップになっているので、そんなに行列は無かったんじゃないでしょうか。発売セレモニーは表参道でやったみたいですしね。
Apple Storeに並ぶ人はSIMフリー端末を購入する人。海外渡航頻度が多かったり、MVNOでSIMを使い分けたりするような、所謂「情強」な人が多いという印象でした。実際そうなんでしょう。
※情弱の反対語って情強っていいんですかねw
そんな方々にとってはもう「待ってました!」の発売でしょうし、自身で発信するメディアをお持ちの方も多いかと思います。そりゃ並びますわな。
中国人もかなりの数がいた
一方目立ったのは中国の皆さん。何を言ってるかはさっぱり分かりませんが、中国語であることは認識できました。
中国でもiPhoneは解禁されてますが、日本のような第一次発売区域ではなく発売日がそもそも不安定。さらに9/19段階ではこんな報道も。
年内発売はムリ? 中国国内業者、iPhone6の予約キャンセル受付開始=中国メディア
中国メディア・杭州網は17日、先日発表された米アップル社の新しいスマートフォン「iPhone 6」の第1次発売地域から外れ、発売日が決まっていない中国大陸で、「年内での発売は難しい」とのムードが漂っていると報じた。
サーチナより抜粋
あいやー。
並んでいたのはiPhone 6目当ての富裕層の皆さんグループだったのかもしれません。あるいはいち早く日本で購入し、すぐさま中国で高値転売を目論む転売屋一味か。
ぶっちゃけ転売屋の可能性の方が高いとは思いますが、だからといって拒否できる理由もない。実際店舗としては正価で売れるわけだし。う~んファッションブランド同様に悩ましい問題ですね。
し か し で す な
ホームレス?どう見ても転売行列バイトもけっこういた
臭いわムカつくわ
残念ながら、私が見た銀座店行列の中で強烈に目立っていた、というか臭かったのはホームレス(と思しき人々)。おめー絶対使わないだろ!という強烈な臭気を放つ方々が結構な人数並んでました。
私以前のエントリーでこんなことを書きました。
そこにはブランドへのリスペクトも愛も微塵もなく、あるのは「儲」の一文字だけ。ブランドは値段を吊り上げるだけの単なる記号でしかありません。
今回もまさにそう。なりふり構わず。
世界有数のファッションストリート、その一等地にあるApple Storeにホームレスを並ばせているのは一体誰なんでしょうね??私通り過ぎただけですが、それでも不快感以外に何の感情もない。クソだなクソ。
渋谷と表参道の状況は?
一方他のApple Storeはどうだったんでしょう?ツイートを探してみますと・・・
今並んでる人見てて盛り上がりのなさに悲しくなっている。渋谷に並んでる人たちの列の前の方にいる人たちの会話を聞いているとほぼほぼ中国語がメイン。これで彼らがワクワクしながら端末を使うならいいけど、ただ転売するためだけに並んでるなら……他の欲しい人に譲ってあげてほしいなぁって切に思う
— g.O.R.i (@planetofgori) 2014, 9月 19
21:45 apple表参道。並び約900人。並びの6割は、中国語を話すグループ。大人数でシートを広げている。元締めが歩きながら声をかけていく。中国人バイヤーが雇っているアルバイトか pic.twitter.com/TD4BMYSxWf
— 三上洋 (@mikamiyoh) 2014, 9月 18
むー。元締めは中国人バイヤーなのかな。頼むからゴミは持って帰ってくれ。
ブランドはどうやって善良な顧客へ還元できるのか
Photo by Roberto Taddeo
Appleのみならず有名ブランドほど逃れられない悩ましい問題です。
- 心から「自分で使用することを」楽しみにしていた顧客を大切にするのか。
- 心から「転売して儲けることを」楽しみにしていた顧客を大切にするのか。
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