うるさい選挙活動にはこんな効果が!政策なんぞ誰も聞いてないもんね
先日4/26(日)に統一地方選挙がありました。ちゃんと投票行きました?
この翌日にたまたま会った知り合いの女性(成人)に、投票したのか?したなら誰に投票したのか?を聞いてみました。「えー、選挙ってあったの?」という返答を想像していましたが、意外と彼女はちゃんと投票してました。偉いな。
しかしさらに話を進めていくと驚愕の事実があったのでした。
投票に政策は関係なし
「へー、誰に投票したの?」と聞いてみました。すると
『○○さん 次世代の党』
と明確に党名と氏名を言うことができていました。
ほほう、普段はホンワカしているように見えて、意外と政治に興味を持っており、特に次世代の党には大きな期待を寄せていると。
人は見かけによらないものと反省しつつ、流れで「なんでその人に投票したの?」と聞いてみると・・・
『え、名前知ってるのその人だけだったから』
はぁ。もうちょい掘り下げてみると、
- 駅前で一番立ってた
- 他の候補者と比べうざくなかった
- 選挙期間前からよく立ってて頑張ってる印象を受けていた
これによって彼女の頭の中に候補者の名前が刷り込まれ、そのまま投票したということのようです。ちなみに政党名は投票所で知ったとのこと。
当選を勝ち取るためのたった2つだけのポイント
どうやら選挙の票集めに必要なものは実はたった2点に集約されるということが分かりました。
選挙活動で必要なこと
- どれだけ皆に顔と名前を覚えてもらったか
- どれだけ悪印象を与えなかったか
・・・政策全然関係ないやんけッ!!
そりゃ投票率も下がりますわ
私は選挙活動が大嫌いです。ほとんどの候補者が笑顔で名前を連呼するだけ。何の意味があるんだろう?と小さいころ思っていました。
ところがこういうことが起こるわけです。実はその活動には非常に大きな意味があったんですね。政策なんぞぜーんぜん関係ありません。
それでコロッと投票しちゃう人達が日本の有権者の大半を占めており、立候補者たちは兎にも角にも記憶してもらうことが第一優先。名前連呼したり踊ってみたり。何なんでしょう。
しかし実はそんな活動が有効となる有権者はもう一部じゃないんでしょうか。昨今の投票率がダダ下がり状況の背景には、そうした旧態依然の選挙活動に対するアンチテーゼもあると思いますよ。「で、君は当選したら何をどうするの?」というのが全然分からないもん。
立候補のハードルはもっと上げるべき
あと話は変わりますが、政治家はやっぱり人格者であるべきです。民意の代表であることはもちろん、何より我々の税金を使っているわけですから。国会議員だろうが区議会議員だろうが、それは同じ。
なんでそんなことを言うのかというと、たまたま私の周囲にいる議員さんが人格者には程遠いからw そんな人間でも「政治家になりたい」という意志のもと立候補し、あの手この手で票さえ集まれば議員になれちゃうわけです。
ちなみに市区町村長・市区町村議会議員の選挙で最低限マストな条件はというと・・・
日本国民で満20歳以上であり、 引き続き3カ月以上その市区町村に住所のある者
総務省
ハードル低っ。もちろん実際はそれなりの供託金が必要となるのですが、カネの部分さえクリアすれば来る者は拒まず状態。
いやもっと立候補前に、第三者機関による面接をするなりして、何か関門を作ってもいいんでないすかね。実質誰でもOKってのはちょっとなぁと。
「おめーには絶対票入れないわ」って風体・言動の人、多いでしょ。あれって本気なんすかね。お互い時間とお金の無駄だからやめればいいのにね。
と思うのでした。
では再見。
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