iPhone のタッチスクリーンが反応しない!まぁ慌てずにこれを試してみて

投稿者: | 2014年5月4日

いくら iPhone が便利で手放せないツールとはいえ、しょせん機械。落とせば割れますし、急激に冷やすとアラートが出ますし、熱すると壊れます(多分)。つまり過信は禁物ということ。

と言いつつも自分の身に振りかかると焦るものです。

※以下、記事執筆当時使用していた iPhone 5 を例に挙げていますが、もちろん iPhone 6 でも 7 でも一緒です。

iPhone のタッチスクリーンがまったく反応しなくなった

いつもは私の思いを先読みしているかの如く、スイスイ動いてくれている私の iPhone 5 ちゃん。その日は嫁ちゃんと別行動をしており、待ち合わせのために LINE でやり取りをしていました。

すると一本の電話が。お仕事の件だったので、普通に出て会話をして切りました。この間 1 分間もありませんでしたが、耳元でブルブル~っと鳴っていました。たぶん通話中に LINE でメッセージが来てたんでしょう。

んで電話を切りホーム画面に戻り、LINE アイコンをタップ。

するとあれ?あれ?ウンともスンともいいません。なにこれ寝てるの?

待ち合わせの時間が刻々と迫る中、こうして私と iPhone 5 のガチンコ勝負が始まりました。

対処法①:ホーム画面から遷移してみる

こういう場合、一旦画面を遷移させれば直ることも多いです(と思います)。

ということで、まずはホームボタンを長押しして siri を呼び出しました。

siri

siri に対して「タッチスクリーンが壊れたけど直し方教えろや」と尋ねるわけではありません。あくまでも一旦画面遷移したかっただけ。

これで一旦画面は変わったので、ホーム画面に戻ればすべてが元に戻っているはず。

そしてホームボタンを押して再びホーム画面に戻ります。が・・・タップしても・・・スワイプしてみても・・・はい、微動だにしません。全然ダメ。

まずは一策目、ホーム画面から遷移すれば直るの術はまったく通用しませんでした。

対処法②:電源を切って再起動してみる

ではしょうがない。電子機器に不具合が発生した時の基本の基本、「再起動」を試みます。ファミコンだろうが PC だろうが、時代がどんなに移り変わってもこれは変わりませんね。

poweroff

電源ボタンを長押ししてこの画面を出します。※画像は iPhone 5 ですが、iPhone 6 と 7 では電源ボタンは右横についてます。

ここでパワーボタンマークのアイコンを横にスライドすれば再起動する・・・はずが・・・まさかのここでもタッチスクリーンがバカになっている!動かないアイコンを何度も何度もスライドしましたが、もう全然ダメ。

しょうがない、キャンセルするか・・・あれ?ということは「キャンセル」も効かない?だとしたら詰むんですけど。

恐る恐るキャンセルアイコンをタップしてみたところ・・・めでたくホーム画面に戻りました。そこはいけるんかいw

ということで二策目、再起動の術も通用せず

対処法③:悪魔の裏技「リセット」

さてそうなるともはや最後の手段です。近所のソフトバンクショップへ急げ!

ではありません。悪魔の裏技「リセット」です。

ホームボタンを押しながら電源ボタンを長押しし、待つこと 10 秒程度。

reset

突如画面が暗くなり、Apple マークだけが浮かび上がります。この状態になったら手を離し、 2 ~ 3 分程度待てばリセットの完成です。

2016/11 追記:iPhone 7 からはリセット方法が変わった

iPhone 7 からはリセットの方法が変わりました。

iphone7

ピンクで囲った部分(電源ボタンと音量下げるボタン)を同時に押します。音量がどんどん下がっていきますが気にしない。 10 秒くらい押し続けるといままでのように画面が暗くなり、Apple マークが浮かび上がります。

注意:お気軽にリセットするのはやめたほうがいいみたい

デバイスのリセットは、デバイスを再起動できない場合に限り、最終手段として行ってください。

Apple

Apple がこう念を押すように、この強制再起動=リセットはあんまり推奨しない技のようです。今回のようにどーにもならなくなった時の最後の手段としてのみ使用します。

ちなみに私は、このリセット=普通の再起動だと思っており、iPhone 3G の頃からカジュアルにこの最終手段を使っていました。私の場合はなにか不具合が起こったことはありませんが、いちおう自己責任でお願いします。

対処法④:Siri に命令してみる( 2017/7 追記)

コメント欄で太郎さんが書いてくれているように

残念ながら私の場合強制終了もできなかったので、だめもとでSiriに”Safari開いて”とお願いしたら開いてくれました。

Siri に「 Safari 立ち上げろ」「 LINE 送れ」などと命じて復旧するケースもあるようです。私のときどうしたっけ・・・恥ずかしくて話かけてなかったかもですw

かなり有用な情報ですので、本文に追記しておきますね。ありがたいなぁ。

直感的に使えるのは便利だが、基礎動作くらいは知っておいたほうがいい

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photo credit: 18 via photopin (license)

結局このリセットが功を奏し、めでたく私のタッチスクリーンは大復活しました。ギリギリでしたが嫁ちゃんとも無事に待ち合わせることができました。セーフ。

さてここで、今回の私の iPhone 5 の状態を改めてまとめます。

  • タッチスクリーンはまったく効かない
  • ホームボタンは反応する
  • 音量ボタンは反応する
  • マナーボタンは反応する

つまりタッチスクリーンだけが不能状態でした。

iPhone の何が良いかって、直感性の高さだと思います。説明書など熟読しなくても、電源を入れた瞬間から誰でもなんとなく使いこなせてしまいます。

しかしそれが故に、今回のような基礎動作を知らない人も多いんじゃないでしょうか。私も何も知らなかったら、タッチスクリーンが動かなくなった瞬間に、隣の駅にあるソフトバンクショップへ走らなければいけなかったでしょう。

今回のコレ以外にも、いつどんな不具合がやってくるか分かりません。そんな時でも、電源を切る/リセットするくらいの操作さえ知っておけば、大概解決することができますよ。

では再見。

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