ブラック環境と自覚してるなら、一瞬でいいからパワーを使って自分で動こう

もはや「ブラック◯◯」という言葉は当たり前になりました。

中でもダントツはやはりブラック企業でしょうか。名著 グラップラー刃牙 の中でも、ジャック・ハンマーがこのように言及していました。

日に 30 時間という業務という矛盾のみを条件に存在する企業!!

恐ろしいですね。

もちろん冗談にしても、月間 200 時間の残業とか、よくわからないことになっている状況をニュースで目にすることがあります。月間 22 日勤務として、日平均 9 時間の残業て・・・。まごうことなきブラック企業と言えるでしょう。

で、私こういう話を聞くといつも思うんです。

「なんで環境を変えないの?」って。

環境を変えよう=さっさと転職しよう

握手

ブラック企業に勤務しているという状態を打破するためには、環境を変える必要があります。

①自分で変える

上司に進言する、労基に相談する、マスコミにたれこむ、などの手段がありますかね。

でもあなたはそこまでしてがんばって改善して、会社側に嫌な顔をされながらでも、その会社にい続けたいんですか?

労基も 100% 労働者側に立つってわけじゃないです。ここ勘違いしてる人多し。

②諦めて転職する

だまって転職して環境を変えるほうが 50 倍かんたんです。

そこには残業を強いる上司も、ありえない納期を強いる取引先もいません。

あなたが知らないだけで、世の中はいわゆる「ホワイト企業」だらけなんですよ。

もちろんこれは「逃げ」じゃあありません。『人生の選択』です。

ブラック企業を辞められない人あるある

うつむきサラリーマン

このように、ブラック企業問題なんぞさっさと転職しちまえば解決します。しかしその環境に文句を言いつつ留まり続ける人もなぜか多いんですよね。そうして知らず知らず心身を壊していきます。

自分がいないと迷惑がかかると思っている

おそらくこう考えている人が多いんだろうなと思います。

社員数も少ないため、自分がいなくなると他の社員・会社に多大な迷惑がかかってしまう。取引先の予定も狂っちゃう。

だから 39 度の熱が出ても会社に行くし、毎日午前様になっても会社は辞めません。

やりがいを感じてしまっている

しかしまだこれは初期段階。

症状がさらに進むと、「自分がいなかったら迷惑がかかる」という思考が『自分がいないと会社が回らない』という思考へ変わっていきます。そう、その状況にやりがいを感じてしまうわけです。

この状態になるともはやブラック企業と一蓮托生。会社が倒産しない限り、ひどい環境が変わることはないでしょう。

この環境が最高だと思っている

業界最大手のあの会社にようやく就職することができた!親にも友達にも SNS でも自慢できる!

なんて考えていたら、いくら環境が劣悪でも辞められないでしょうね。その会社から離れてしまったら、自分の価値もなくなってしまう(と思い込んでいる)わけですから。

もはや宗教にはまる人のマインドに近いですね。

なにも考えられない

最悪がこのパターン。常日頃より上司から罵声を浴びせられ、心身衰弱してしまい、もはや頭が考えることを拒絶してしまっています。

まれに「一家洗脳殺人」とか発生しますが、完全にそのパターンと同じです。

周囲の誰かが気づいて無理やりにでも引き剥がさないと危険なりよ。

動ける状態なら自分で動かないといかん

転職活動

もちろんブラック企業と呼ばれる企業は、 100% 会社側が悪いです。そんな環境しか提供できない企業は、社会的な存在意義もないと言っていいでしょう。

でも、私たちは考えて行動を起こすことができる人間です。どうにかできるなら、どうにかして、自ら変化を生じさせることが重要だと思います。

転職はもちろんのこと、単に辞めるだけでもいっときパワーは使いますが、それすら長い人生のほんの一瞬です。一瞬渾身の元気玉を出すだけで、残り数十年がガラッと変わるんですから、やんなきゃ嘘でしょう。

自分のために余裕を持とう

いま、10 年後のことを考えられますか? 5 年後でもいいです。いや、来年でもいいでしょう。

それすら想像できないなら、あなた相当やられてます。

そんな会社で大事な人生使う必要ないですよ。

でもね、それもこれも自分が動かないといけません。繰り返しますがパワーは要します。それでも、ほんの少し先の自分の将来を考えられるくらい、余裕は持ちたいじゃないですか。

最後に・・・

ちなみにこの世でもっともブラックなのは、儲からない起業ですな・・・(›´ω`‹ ) 別の道を選ぶにしても、起業はよく考えてからどんぞ。

では再見。

 

この記事をシェアする

関連記事

  1. スーツ

コメント

コメントをお待ちしております

ページ上部へ戻る