こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』を実践すると確実に自分のマインドも変わる

小さい頃から収集癖があった私。親元にいる頃はお金もないしそこまででも無かったのですが、高校を出て一人暮らしを始めると物欲爆発。そして結婚するまでの10数年、服、靴、レコード、CD、漫画、雑誌・・・とにかく物に囲まれた生活をしてきました。

これはこれで幸せだったのですが、今は驚くほど物が無い生活に変化しました。自分だけでなく五反田家全般に言えるのですが、生活するのに最低限必要なアイテムしかありません。

180度転換したきっかけはやっぱり結婚・・・ではなく、実は嫁ちゃんが手にした一冊の本でした。

人生がときめく片づけの魔法/近藤 麻理恵

それがこの本です。

[amazonjs asin=”4763131206″ locale=”JP” title=”人生がときめく片づけの魔法”]

著者の近藤麻理恵さん(以下「こんまりさん」)はテレビにもよく出演しているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

こんまりさん

画像:片づけコンサルタント・こんまり 近藤麻理恵 Official Website

片付け魔王的なオバちゃんかと思っていたら、こんなにお若い方と知ってびっくりしたものです。そして若いからと侮ることなかれ、こりゃすばらしい片付け手法ですよ。

片付け方法は超具体的で誰でも簡単にできる

コーヒーブレイク

以下洋服を例に挙げていきます。

Photo by jenny downing

ポイント①:順番を守りつつ全部広げて全部手に取る

  1. クローゼット開ける
  2. なんとなくもう着なそうなアイテムを抜き出してゴミ袋へ
  3. 終了

こんな片付け方をしている人はいませんか?これは全く片付かない典型です。

こんまり式では、アイテム順に全部床に広げます。全部です。そしてアイテム1つ1つを全部手にとって、残すか捨てるかを判断します。

ポイント②:自分がときめくかどうかが大前提

残すか捨てるかの判断基準も明確です。「自分がときめくかどうか」その一点。

あんたその服買って一度も着てないでしょ!無駄無駄!

例えばこんな風に切り捨てられると、その服を買った自分までも否定された気分になりますよね。分かっているけど素直に指示に従えないという心情も生まれてくるでしょう。

しかし極端な話、もう着ることがなさそうな洋服があるとします。通常の片付け法なら悪・即・斬的にすぐさまゴミ扱いされそうですが、もしも私がその服にまだときめきを感じるならば、それはクローゼットにあって良い服なのです。

私のクローゼットで言うと、アンダーカバーの1stコレクションのTシャツとか。もう襟はヨレヨレで、オッサンが着るには厳しいアイテムではありますが、間違いなくときめきます。だから残って良し。

ポイント③:収納方法も具体的に指示してくれる

ハンガーにかけるアイテムならこの順番、タンスにしまうアイテムの畳み方と収納方法まで、細かく具体的に指示してくれます。もちろん洋服だけじゃなく、台所用品から小物雑貨に至るまで抜けなく網羅。

①②で手持ちをスリムにし、最終的に収納も効率化して完成に至ります。さっとまとめるとこんな感じ。

自分のマインドを変えることで物への執着も無くなっていく

buddah

①~③はあくまでも方法論ですが、この片付け法でもっとも重要なことはマインドです。

photo credit: help23 via photopin cc

物を大切にするマインドが身につく

理由はどうあれ購入した時は多少なりのときめきを感じていたはず。だから捨てる対象となってしまったアイテム達には、必ず「ありがとう」と感謝をしてゴミ袋へ入れていきます。口に出して言いましょう。

『一度も着てやれなくて申し訳ないね、ありがとう。』

『たくさん着まくってズダボロだね、今までありがとう。』

このこんまり式の片付け法を実践して涙する人が多いそうです。書いてて泣きそうだ。もちろん実際に自分でやってみるとその理由が分かりますよ。

物への執着が無くなることでゴミも減る

そしてこれを継続して行い、自分のマインドを変えることで、物への執着が無くなる=無駄な買い物が激減します。間違いなく。そして大掃除の時に悲しいお別れをしなくて済むし、ゴミの量も減る。言うことなし!

変にアレンジを加えず、本に書いてあるとおりに粛々と進めてみてください。必ず想像以上の効果が出ます。

ちなみに五反田家でこれを初めて実践した時、引っ越し直後だったにも関わらず、引越し時以上のゴミが出ました。もう何だったのかとねww

では再見。

[amazonjs asin=”4763131206″ locale=”JP” title=”人生がときめく片づけの魔法”]

この記事をシェアする

関連記事

コメントをお待ちしております

ページ上部へ戻る