夫婦揃って南インド料理にはまっている五反田家。私はミールス、嫁ちゃんはカレーに傾倒中。
なので休日「ランチ何にしよっかねー」となると、たいてい南インド料理屋さんの開拓をするか、当ブログのうまいもんカテゴリのお店を中心にリピートするかということが多いです。
んでこの日は新規開拓となりました。
マドラスミールス@新丸子
東急東横線新丸子駅から徒歩5分程度のところにあるこちらのお店。新丸子なんて学生の頃以来だから・・・およそ20年ぶりに降り立ちました。もはや当時のことはまったく記憶にないので、完全に初めまして状態です。
でも駅からは一本道なので迷わずにたどり着くことができるはず。
< なかなか個性的な佇まい。謎の鬼のお面があったり。何よりも看板にある “MEALS READY” という文字でテンションアップです。
ミールスは3種類ある
こちらのお店のミールスは3種類。
- ベジタリアンミールス:肉不使用
- ノンベジタリアンミールス:肉使用
- スペシャルミールス:全部入り
ざっくり分けるとこんな感じ。
まずは私がオーダーしたベジタリアンミールス。
中央のパパドの下にライスが隠れております。お米は日本米(お代わり不可)。
んで嫁ちゃんはノンベジタリアンミールスをオーダー。
ぱっと見違いがないように見えますが、野菜カレーがチキンカレーに。あとスパイシーフライドチキンが追加されています。
全体的な味はややスパイシー。ケララの風Ⅱとダクシンを両極端とすると、真ん中よりややダクシン寄りかな? A-RAJ に近いものを感じました。
また写真でドーナツみたいな形のものが見えますが、これは「ワダ」と言います。これ自体はそんなに味がしないのですが、これにチャツネというペースト状の調味料を付けて食べるとバリうまでした^ ^
マドラスミールスの特徴プラスマイナス
パロタがあるのは珍しい
ぱっと見いつもの南インドミールスに見えますが、実は「パロタ」という珍しいものが提供されています。写真でナンのように見えるやつです。
街中のカレー屋さん(北インド/ネパール)でおなじみのナンと似たようなもんでしょうか。ナンは小麦粉を練り上げたものを釜で焼き上げて、ギー(バター的な油)をたっぷり塗った状態でいただきます。だからちょっと甘みがありますよね。カレーもこってり、ナンもこってりでお腹的には大満足。
一方このパロタは、原材料はナンと同じで小麦粉ベース。ですがナンと比べると油っぽくなく、なんというかギュッと凝縮された重量感がある感じ。小麦粉が詰まってるというか。甘みもなくかなりヘルシーな印象。
これまで訪問した南インド料理屋さんでいただくことはなかったので、かなり新鮮に感じました。
▲他のお店と比べると出てくるのが遅い
期待を込めてあえてマイナスポイントを挙げるとすると、料理の提供スピードが他のお店と比べると遅いこと。けっこう遅い。私がおじゃました日も、周囲の皆さんからイライラしている声を聞きました。
イライラして催促 → ホールの女性(1人で切り盛り)もイライラ → みんなイライラという悪循環にもなりかねません。
お互いのためにも改善していただきたいところ。
何はともあれ東横沿線の貴重な存在
南インド料理屋さんって、街を歩くとその辺に何軒もあるようなものじゃありません。上野や八重洲のように数軒あるエリアは稀で、基本的には1駅1軒。しかも点在。なので存在自体がある意味貴重なのです。
今回のマドラスミールスさんも、このエリアでは超貴重な存在だと思います。ご近所のリピーターも多いんじゃないかな。
新丸子近辺の人達を、どんどん南インド漬けにしていただきたいものです。
では再見。
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