評価激高の渋谷の中華そば 喜楽(きらく)にいまさら初訪問

結婚してバランス良い食事を摂るようになり、かつオッサンになって体質が変わってきたりすると、若い頃とは味覚が全然変わってきます。以前も書きましたが、横浜家系とんこつラーメンなんてその最たるもの。

※余談ですが私の中のキングオブ家系ラーメンは、東白楽の六角家本店と横浜駅から環状一号線を下ったところにある中島家

とは言いつつもラーメンが嫌いになったわけじゃないんです。好みが変化して食す頻度が変わっただけ。

最近の好みは昔ながらの優しい味。ラーメンというよりも中華そばと呼んだほうがしっくり来るイメージのやつ。今回訪問したラーメンもそんな心休まる味でした。

喜楽(きらく)@渋谷

喜楽看板

渋谷駅から109を右手に見つつ道玄坂を上りしばらく歩くと、チェーンのとんこつラーメン屋があります。その手前を右に曲がりって少し坂を上った、道玄坂ホテル街直前。そこで営業しているのが1952年創業の老舗、喜楽です。

超有名な老舗だが初訪問

今年2015年で創業63年となる超老舗ですが、恥ずかしながら私は一度も訪れたことがありませんでした。18歳で上京してきて何100回渋谷で遊んだかは覚えていませんが、ただの一度もありませんでした。

存在自体は知っていたんです。渋谷や原宿で勤務するアパレル関係者/クリエイターさん達からはよく聞いてましたから。でも一度も行こうとしませんでした。

原因は自分でもよく分かりませんが、やっぱり立地なのかなと思います。私が活動していたエリアとは全然違う方向にありますし、ぶっちゃけこのへん道路も汚く軽く異臭がしていて、あまり好んで来ないエリアなんですよね。

つまり「何かのついで」じゃないと来ない/来たくないエリアだったことが大きいんだと思います。ラーメンを食べるためだけには来たくないと。

週末のランチタイムど真ん中で15分ほど行列

とはいえ食べずに死ぬわけにはいきません。先日意を決して初訪問してきました。

場所は以前から知っていたのでフラーっと角を曲がると・・・確か12時くらいだったと思いますがすでに15人程度の行列が。あまり行列は好きではありませんがしょうがない。最後尾に行儀よく並びます。

待つこと15分程度。ようやく次くらいで私が呼ばれるくらいになり、ふと後を見ると20人以上の行列ができていました。オッサンから高校生の男女までさまざま。いろんな人達に愛されていることが分かります。

せっかくなのでハイエンドメニューを注文

喜楽もやしワンタン麺

  • もやしワンタン麺 950円
  • 瓶ビール 500円

本当は焼餃子(500円)もセットにしたかったのですが、ちょっと体調(軽肥満)のことを考えて遠慮しましたw

白眉は麺だと思いました

特に事前情報無しで訪問しましたが麺がすごく良かったです。

スープはわりとこってりしている

あっさり中華そばかな~と勝手に想像していたのですが、一口飲んでみると意外とこってり。写真でも分かるとおり、いわゆる中華そばと比べると油多めです。

ワンタンはヤケド注意

油のおかげでスープは保温性たっぷりw そのためワンタンも熱々です。一口で食べようとすると上あごヤケドして皮がむけてしまうので要注意。

焦がしネギの風味はそんなに感じなかった

他サイトさんを見るとみなさん焦がしネギの風味を褒められています。が、そんなに記憶に無い・・・。永楽ほどのインパクトがあれば記憶に残ったのかな。バカ舌ですいません。

参考▶中華そば 永楽@大井町は激ウマというよりも心休まる昭和の香り

麺がうまい!

個人的には麺がヒット。一見普通の中太麺なんですが、微妙にねじれている感じ。こういう麺もあるのか。スープとよく絡んで非常に美味しかったです。

渋谷のラーメンといえば喜楽という意味がよく分かりました

という、渋谷の老舗「喜楽」でした。スープ美味し、麺美味しで間違いないラーメン屋さんです。そりゃみなさんオススメするわな。

また上述のように客層もかなり広いので、渋谷をメイングラウンドにするさまざまな人に支持されている「間違いない」お店ということもよく分かりました。

あえて注文をつけるとすれば価格でしょうか。一番スタンダードな中華麺で700円。社会人にとっては特にどうってことはない価格ですが、高校生が気軽に食べるにはもう一声、50円でも下げられるといいなーと思います。

でも渋谷の高校生はお金持ってるからいいのかな。田舎育ちはよくわかりませんw

まま、それはさておき。今後も渋谷でラーメン(中華そば)食べたくなったら、真っ先に向かうと思う良店でございました。ごちそうさまでした。

では再見。

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