南インドミールス好きが集うエリックサウス@東京駅八重洲地下街

インドカレー屋さんというと、インド人 or ネパール人スタッフ数人で切り盛りしているイメージが大きいです。日本語と英単語を織り交ぜて、「超激辛にして!」とか「お代わりライスはハーフサイズね!」など、いろいろとリクエストするのも楽しいものです。

特に南インド料理屋さんでそれは顕著。一般的なカレー=北インドカレーと比べると店舗の絶対数も少ないため、ノウハウを持つ日本人もまだそこまで多くはありません。必然的にインド人主体での営業体制になっていきます。

なお数少ない中でも日本人主体の店舗といえば、大森の「ケララの風Ⅱ」が代表的。いつも美味しくいただいております。

参考▶大森のケララの風Ⅱで初めて知った、南インドランチミールスの正しい食べ方

しかし実は都心にはもうひとつ、(たぶん)日本人主体の南インド料理屋さんがあるのです。それが今回ご紹介するこちらのお店。

エリックサウス@東京駅八重洲地下街

エリックサウス外観1

東京駅と書いてますが、地下街をかなり歩きます。八重洲地下街をまっすぐ進み、「あらもしかして道間違えた??」と不安になった頃に現れます。それくらいはじっこ。

佇まいは見てお分かりのように、いわゆるインドカレー屋という感じではありません。かなり小ぎれいで、女性1人でも気軽に入れる清潔感。これは日本人の感性が大きいでしょう。

そんなきれいなお店に、この日はオッサン1名でおじゃましました。

店内は写真にある真ん中にカウンター席(12人分くらい)があり、壁向きカウンター席(5人分くらい)、そして4人がけのテーブル席が2つという構成。私は真ん中のカウンターに座りましたが、なかなかきつい。

お代わりが止まらないヘルシーな菜食ミールス

もちろん注文するのはミールスなのですが、こちらのお店では3種類ありまして。

  • レギュラーミールス(1,180円)
  • エリックミールス(1,450円)
  • 菜食ミールス(1,450円)

それぞれなにがどう違っていたかは失念。食べログ見れば出てるんじゃないでしょうか。

価格帯はケララの風(1,100円)ほどではないにせよ、南インド料理店の中ではリーズナブルな方かと。基本的に南インド=ベジタリアンにつき、ここでは迷わず菜食ミールス(とビール)を注文しました。

ライス & ラッサム & サンバルがお代わり自由

んで待つこと数分、出てきたのがこちら。

エリックサウスミールス2

中央にあるパパドを崩すと・・・

エリックサウスミールス3

なんとサフランライス(黄色)とバスマティライス(白)のダブルライス攻勢!しかもバスマティライスとラッサム(ヨーグルトの上)とサンバル(その上)はお代わり自由!どんだけ私を太らせたいんでしょうか。困るなぁ。

全体的にとても丁寧な味付け

それ以外のカレーは、ナスのカレー(いちばん左)/紫芋のカレー(その隣)/野菜カレー(その隣)の3種類。

全体的に感じたのは、非常に丁寧な味付けだなぁということ。やはり同じ日本人の作る、ケララの風Ⅱにも通じるものがあるなぁと思いました。※味が似ているということではありません。

特に紫芋のカレーが独特でした。人によってはやや薬っぽさを感じるくらいの癖があると思いますが、はまると止まりませんねこれ。

ヨーグルトもちょっと量が多く見えますけど、他がけっこうスパイシーなのでちょうどよく消費することができました。

そうして結果としては、バスマティライス & ラッサム & サンバルを3回おかわりし、大満腹でお会計をしたのでした。そりゃ痩せんよ。

東京駅/八重洲ランチでは再優先間違いなし

という八重洲の人気店、エリックサウスさんでした。

味については文句なし。ですがやはりミールスを思い切り食べるには、もう気持ち席が広いと良かったなぁと思います。都心一等地ですからしょうがないことは承知ですが。

また面白いことに、ミールスの注文率が非常に高かったように見受けられました。カレーよりも断然多い。9割程度のお客さんが注文していたんじゃないでしょうか。

さらに皆さん食べ慣れている!「バスマティライスがお代わりできる店ってなかなか無いよね~」なんていう会話も聞こえ、南インド料理ファンとしても仲間と食べてる気分でちょっと嬉しくなりました^ ^

東京駅でランチを食べる機会があれば、ぜひお試しいただきたい良店でした。

では再見。

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