社会人たるもの、健康管理も仕事のうち。ひどい二日酔いで半休を取ることがあったとしても、風邪を引いて休むなどあってはなりません。
特にインフルエンザ。流行することがわかっていて、予防接種という対策を取ることができるのに、わざわざ打たないという選択肢など考えられません。私は毎年左上腕にチクリと打っております。
ところが今年、インフルエンザの予防接種を打った翌日にめでたく風邪を引きました。くしゃみ鼻水咳鼻づまりでクタクタになりましたが、幸か不幸か発熱はなかったため会社は休まずにすみました。やったね・・・。
しかし今回はその後妙な事態になりました。
ほっぺたと奥歯に感じる違和感が痛みに変わり、部位も拡大
ただの風邪なので、諸々の症状は時間が経てば治っていきます。が、今回は鼻水だけが止まりませんでした。明らかにいつもの風邪よりも多い(そんなに風邪引かないけど)。
そんなある日のこと。右のほっぺたに違和感を感じました。なんだろう?と思って触れてみると、かすかな鈍痛が。
さらに時間が経つにつれ、右の奥歯が痛痒いような感覚に襲われました。正確には歯ではなく、歯茎の内部の奥のほうという感じ。わかりづらくてすいません。
最初は体調不良のせいかな?と放っておいてました。しかし2日経ち3日経つと、痛みもヒートアップ。右のこめかみ、そして眼球も痛くなってくる始末。医者へ行くことを決意しました。
急性上顎洞炎 → 急性の蓄膿症みたいなもんだった
さて医者へ行くことにしたのはいいですが、今回はほっぺたと歯が特に痛い状態です。鼻水起因であれば耳鼻科だし、歯起因であれば歯医者さん・・・どっちなのだ。
今回は症状もわかりやすいので、先んじてネットで検索をかけてみました。
「ほっぺた 歯 痛い」
たくさん出てきます。その中でも非常に分かりやすかったのがこちらのサイトでした。
「歯が痛い!」でもちょっと待って!それって歯が原因じゃないかも
上顎洞炎というのは鼻の横の空洞である上顎洞にウミがたまる状態です。
「上の奥歯が痛い!」と来院して、実はこれだったという事がかなりの頻度で見られます。特に風邪を引いた直後に、急に上の奥歯が痛くなると怪しいですね。
そうそう!この症状!どうやら私は風邪がきっかけで「急性上顎洞炎」になってしまった可能性が高いことがわかりました。蓄膿症の軽いバージョンか。
ちなみに上顎洞とはここの部分だそうです。
まさにここですわ、痛いのは。いやー、ここまでスッキリわかると気持ちがいい。
診察結果もやはりそのとおりでした
んでその後耳鼻科専門医の診察を受け、レントゲンも撮り、やはりこの病気だったことが明らかになりました。なお自分で痛みを感じる右側だけじゃなく、左側も同じような症状になりかけていました。うわー、やっぱちゃんと医者に診てもらってよかった・・・。
そうして抗生物質7日分と、ドロドロの鼻水を薄めるお薬14日分をいただいて終了しました。「ちゃんと飲めよ」とお医者さんに念を押されたので、ちゃんと飲んで治します。
そうなりやすい土壌があったのかも
しかし私は小さい頃から鼻水かまずにズーズー吸い込むタイプで、もしかしたら自らドロドロ鼻水が貯まりやすい行動をしており、土壌ができていたのかもしれません。
そう考えると今回まだ軽微な状態で気付けてよかったです。これからは鼻水は吸い込まずにチーン!とします。
違和感を感じたらすぐに病院へ(特にオッサンは)
ということで今回の私の症状まとめ。なんとなく時系列。
- 風邪を引いた
- 鼻水が収まらない
- 鼻水が黄色くドロドロしている
- ほっぺたが痛い(うずく感じ)
- 虫歯でもないのに奥歯が痛い
- こめかみが痛い
- 眼球が痛い
同じような症状の方は、もしかしたら私のように「急性上顎洞炎」になってしまったかもしれません。自然治癒するかもしれませんが、放っておいて慢性化して蓄膿症になってしまったら厄介です。すぐに耳鼻科へ行くことをオススメします。
なおガチの蓄膿症になると、鼻水がさらにウミっぽくなり、緑色になるそうです。さらに顔面が痛くて麻痺して動かなくなるんだとか(体験者嫁ちゃん談)。ひえぇ。
特にオッサンはもう自然治癒力などゼロに等しいので、あれ?と違和感を感じたらすぐに病院に行きましょうね。
では再見。
コメント