社内の打ち合わせでよく遅刻してくる人がいます。私は時間を守らない奴は大嫌いなので注意しますが、様子を見るとどうやら遅刻=悪いことという認識がないんですね。彼の中では2~3分の遅刻は定刻の範囲内のようです。
また外部の商談でもそういう輩はたまにいます。17時からの商談なのに17:10くらいにやってきて、一言の謝罪もなしに商談を進めようとする。私これ初回でやられて、そのままお帰りいただいたことがあります。
傾向としては30前後の人に多いような気がします。なんなんでしょうね、当たり前のように遅刻する人って。
悪びれず遅刻をする = なめられている
遅刻をされるということは、「こいつは少しくらい待たせても大丈夫だな」と認識されているということです。
たまたま急ぎの案件が飛び込んできてしまったのかもしれません。定刻どおりに打ち合わせに参加したかったけど、どうしてもその案件を片付けなければならなかったんでしょう。分かります。
しかし、悲しいかなそれは「打ち合わせ<急ぎの案件」という明確な優先順位が彼の中でできあがっていたことを意味します。
極端な話ですが、打ち合わせの相手が私じゃなくてソフトバンクの孫さんだったとしたらどうでしょう。「孫さんとの打ち合わせ>明日でもいい案件」になっている可能性が高いです。
こうした例からも分かるように、遅刻をされるということは「遅れても大丈夫だな」と思われているということ。つまりは「なめられている」ということです。会社にいつも遅刻してくる奴は会社をなめているということですな。
外部の商談は5分前到着が当たり前
私はそもそも焦ってバタバタするのが大嫌いなので、なにごとも余裕を持たせて動きます。
たとえば初めて商談する相手がいるとします。場所は先方オフィスです。その場合、だいたい15分くらい前には先方オフィスの入っているビルまでたどり着きます。
しっかりと場所を確認したら適当に時間を潰します。
そうして5分くらい前になったらビルに突入。古い建物やフロアごとにバラバラの企業が入っている場合、エレベーターがなかなか進まないこともあります。5分もあればまぁ大丈夫。
先方オフィスの受付に到着する頃には1~2分前になっていることでしょう。一息ついて内線で担当者に連絡をとり、いざ商談です。
実際はこんなにキチキチ時間測ってませんが、だいたいこんなもんですね。
どうしても遅れる場合には連絡必須
とはいえ交通事情等でやむを得ず遅刻をする場合もあります。こればっかりはしょうがない。
ですがそんな事情は先方にはまったく関係ありません。人身事故だろうが親が死のうが急な案件だろうが「遅刻」です。そりゃ後で理由を聞けば理解してくれますが、待っている時のイライラはつのるばかり。
だから電話をします。メールでも SNS でもなんでもいいですが、遅れることが判明した段階で必ず一報入れます。
- 申し訳ないが遅刻してしまうこと
- 理由を簡潔に
- 何分までに到着できるか(目安)
- なるべく切迫感を出す
相手も人間です。理由はどうあれ事前にわかっていれば気の持ちようが違うもの。さらに悪気のなさ/自分にはどうにもできなかった感を軽くアピールしておきましょう。到着後のつかみのトークにも繋がりますよ。
もちろん遅刻しないにこしたことはありません。
文句があるならどうぞ新天地へ
という新卒入社の子にするような当たり前の話を30前後の子に言わなければならない悲しさ。「たかが数分」「結果出せばいいでしょ」という文句が顔に書いています。
そうですね、おっしゃるとおりたかだか2分や3分では重要なことは決まりません。
でもたかだか2分や3分という小さな約束も守れない奴、そして素直に注意を聞けない奴は結果も出せませんよ。
時間に縛られない仕事をしたいなら、そんな職場に転職すればいいと思います。それは個人の自由ですし、喜んで送り出します。時間にルーズなみなさん同士でよろしくどうぞ。
少なくとも私は、たかが時間も守れないような奴とは仕事はしたくありません。
ですがもしもなめられているとしたら、それは自分の実力不足もあるのかもしれません。そこは実際の仕事っぷりで価値を感じてもらうしかないですね。
あとは時間にうるさい男アピールするかw
では再見。
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