展示会で名刺集めに精を出す企業ブースのことがまったく理解できない

新橋からゆりかもめに乗り、台場をすぎてしばらく行ったところに、東京ビッグサイトという建物があります。ここではほぼ毎日さまざまな業界の展示会が開催されており、私も出展者として/お客さんとして何度も利用したことがあります。

先日も某展に足を運んできたのですが、ちょっと気分を悪くしてしまったので記事したろと思います。いや毎回思ってる話なんですけどね。

うるさい、うざい、品がない

うるさい

特に IT 関連の展示会に行って毎回感じること。各ブース前では呼び込みの社員やコンパニオンが道を塞ぎます。「お、この会社なんだろ?」と少しでも足を止めようものなら、チラシと名刺クレクレ攻撃が始まります。

もうね、邪魔すぎ。通行を邪魔するそのウザさは、まるで迷惑防止条例ができる前の新宿二丁目か上野の仲町のようです。

本来の展示会の役割

そもそもこうした合同展示会の役割というのは、

卸先を探す

例えばメーカーの場合。一度に数万人のバイヤーが集まって、話をすることができる機会なんて滅多にありません。特にまだ太い取引先が少ない中小メーカーにとっては、こうした展示会は絶好の営業機会です。

仕入先を探す

上記とは逆ですね。セレクトショップを運営している企業などが、自社 MD に欠けている部分を補完すべく、良さげなメーカーを探すことも多いです。やはりいっぺんに見れる機会ってのは貴重なんです。

自社で解決できないソリューションを探す

やりたいことがあるんだが、なかなか自社リソースで対応できない場合。例えば在庫管理システムを入れる必要があるんだけど、ウェブサイトだけだとどうにもよく分からない。そんな場合、やはりこうした類似企業が一同に会したこうした展示会で、いっぺんに話をすることができるというのは助かります。

特に用はないけど情報収集

意外とふらっと見ていくだけでも、「あ、これ使えるな」というサービスがあったり、「これパクろ参考にしよう」ものがあったりします。世の中の流れを知るという意味でも、案外重要です。

以上のように、展示会に足を運ぶ人のほとんどは、何かしらの目的を持っています。

名刺=見込み客じゃないよね

ところがです。

  • チラシ受け取ってくださーい^ ^ → よかったらお名刺を
  • うちわ配ってまーす^ ^ → よかったらお名刺を
  • エコバッグ配ってまーす^ ^ → よかったらお名刺を

80% の企業がやっていることがこれ。興味がある人無い人関係ない。とにかく名刺収集に全力を尽くしているようにしか見えません。

でもね、それになんの価値があるんでしょうね。上述したような双方のマッチングができていない限り、名刺なんぞただの紙切れですよ。

名刺1枚にどんだけのコストかけてんのかね

名刺1枚500円

ちなみにビッグサイト系の展示会の出展にはこれくらい費用がかかります。

  • ブース:1コマ50万円 × 2コマ = 100万円
  • 造作一式:50万円
  • コンパニオン:1人日3万円 × 3人 × 3日 = 27万円
  • 社員:1人日2万円 × 4人 × 3日 = 24万円