扉をバーン!便器のフタをガーン! IC カードをドガーン!うるせー!

狭い日本で肩寄せながらストレスなく過ごすためには、他人への気遣いが非常に重要です。みんなが少しだけほかの人のことを考えてあげるだけで、驚くほど快適に過ごすことができます。これはまじで。

だがしかし、残念ながらそういうことができない人も多いのが現状。

参考1▶ エレベーターの出入りひとつでお里も知れますわ

参考2▶ あなたのその傘の持ち方、完全に凶器ですよ

今回もそんな話だ!

扉をバーン!!

door

扉を開け、閉める時に手を添えない人、なんなら軽く勢いをつける人が意外と多くいます。

たぶん本人は「スッとおさまるんだろ」と思っているんでしょう。しかしそれは部屋の中が密閉されている場合の話。その場合は空気が逃げていかないので、静かに閉まることもあります。

しかし換気などで窓を開けている場合、空気が逃げていくことで、扉は吸い込まれるように勢いがついて閉まります。

バーン!!!

まぁ一度や二度ならいいですよ。でもこれを当たり前のようにやる人、結構多いんです。

急いでるのか知りませんが、1 秒だけ余裕を持ってそっと手を添えるだけで、周りの皆は不快な思いをせずに済みます。

しかし秒単位で追われていて、その 1 秒すら惜しいというのであれば何も言いますまい。すごいね、私はそんなに必要とされてないや。もはや住む世界が違うとしか。

便器のフタをガーン!!

toilet-bowl

最近は駅や公園の公衆トイレ、あるいは公立学校以外では和式便器は見なくなりました。ほとんどがフタ付きの洋式便器ですよね。小だろうが大だろうが当然フタを上げてから臨みます。

ふぅスッキリ。しかし悲劇は次の瞬間に訪れます。

ガーン!!!

これも扉と一緒です。少し手を添えながらフタを閉めればいいのに、なぜか MAX 開いている状態からそのまま手を離して閉める人が多いこと。この場合もなぜか勢いをつけて閉める人もいます。

こすると、なにもカバーが付いていない便器の場合、大音量が響き渡ります。しかもこんな乱暴なことを繰り返したら、便器の劣化も早まります。

人のことを気にしないのはもちろん、モノを大切にできないのは悲しいものです。

※新型の便器は自動的にソフトに閉まるので安心です。

改札で IC カードをバシーン!!ドガーン!!

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こちらは 2 パターン。

男性の場合(見た目 50 代以上のオッサンに多い)

Suica や PASMO といった IC カードで改札を通ることが、今や当たり前になりました。スッとかざしてサッと通る。私は iPhone 7 にオートチャージ Suica を入れているので、ほぼ引っかかることはありません。

カードを読み取る改札のあの部分(なんて言うんだろう?)って、かなり感度が高いです。コンビニ等の小売店に設置してあるものを比べて数段優れていると思います。

だからほんとうに「スッとかざす」だけで読み取ってくれます。

しかし中には

バァシィィッ!!!

と思い切りカードを叩きつける御仁がいらっしゃいます。役満でもツモったのかと。これは見た目 50 代以上の男性に多いです(体感値)。

なんなんでしょうね、日頃のストレス恨みつらみを改札に叩きつけているんでしょうか。それとも万が一読み取らずに改札が閉まってしまうことが怖くて、あえて強く読み取らせようとしているんでしょうか。

いずれにせよ見ていてまったく気持ちが良いものではありません。スマートじゃないね。

女性の場合(OL に多い)

女性の場合は IC カードをカバンに忍ばせている人も多いようです。

改札を通るときはカバンからカードを出して通ればいいです。しかし上述のように、改札の読み取り部分の感度はたいしたもの。少々の障害物などものともせずに感知してくれます。

そのせいか、IC カードではなくカバンを改札の読み取り部分に押し付ける人がいます。しかも上から投げつける要領で。

ドガーン!!!

IC カード以外にもスマホやら財布やらあれやこれや、レディーのバッグにはさまざまなアイテムが放り込まれています。言うなればもはや鈍器

それを遠慮なく機械に叩きつけるその姿は、男性をドン引きさせるに申し分ありません。しかも皆さん一様に不機嫌そうに。そんなんじゃモテないぞー。

あなたの行為は思っている以上に見られている

look

以上!

「人は思っているほど自分のことを見ていない」反面「人は思っている以上に自分の行為を見ている」と言えばいいのかな。

あなた自身に対しては何も興味がなかったとしても、あなたのその行為によって生じる何かにストレスを感じる人は意外といるということです。

別に気にしねーという人はそのままどーぞ。少しでもドキッとした人は、ぜひ今日からほんの少しだけでも気をつけてみてください。

では再見。

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