IT リテラシーという言葉があります。
情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。「情報活用能力」や「情報活用力」、「情報を使いこなす力」とも表現する。
「情報活用能力」と「情報活用力」って何が違うんだ?それはいいとして、このご時世知識は持ってて当たり前です。それを自由に使いこなせる能力ってのがリテラシーというものなんでしょう。
自分はどうかな~自信ない。
まるで猫に小判状態
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しかしうちの嫁ちゃん(アラサー)は間違いなく下位 40% の枠に収まりそうなクラスタに所属しております。彼女は Android 端末を使っているのですが、初期設定もアプリ落とすのもすべて私の役目。
例えば無料会員登録で閲覧できるコンテンツがあったとします。彼女は中身を見たいはずなのですが、
嫁「なんか出てきたんだけど」
私「 ID と PASS でしょ。適当に設定すれば?」
嫁「なんか面倒だからやめた」
私「・・・。」
あれれ?こんなやりとりが頻繁にあるわけです。「ちょっとこのアプリ落として」とか。そして自分がそうした操作をできないことに対し、彼女は特に不自由を感じておらず、便利すぎて不便と感じている様子。
どんなに便利なツールでも、彼女にとっては面倒なものにしか感じられないのです。
まま、それはそれで五反田家では日常風景。日曜大工と IT は家長の仕事!というのが21世紀型の家族像なのでしょう(適当)。
世間はネット界隈の話題なんて全然知らない
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そしてそんな現実を毎日目の当たりにしていると、「ネットで話題になっていること」と「世間でも話題になっていること」は全くイコールではないということを、身をもって知ることができます。
小学4年生問題がどんなにネット界隈で騒がれていても、イケハヤさんの記事がどんなに炎上しても、下位クラスタの人達はまず知る由がありません。仮に個人情報や恥ずかしい写真がネットで出回ってしまったとしても、騒ぐのは上位 30% のクラスタだけで、その他 70% は知らない・興味なしです。
何年か前に、私の親しい友人が2ちゃんで実名入りで叩かれたことがありました。本人は「人生詰んだか!?」と思ったそうですが、そもそも2ちゃんなんて普通の人はまず常駐しません。本人も板見ないようにしていたら、そのうち忘れて終了。
2ちゃんという特異な例ではありますが、そんなもんです。
時代が変わってもあんまり変わらなそう
結局世間一般に知れ渡るためには、やっぱり第一にテレビ。次いでYahooのトップに載るかどうかが大きいんでしょうね。私の嫁ちゃんを見ても、あるいはリタイヤした妙齢の先輩方を見ても、インターネット = Yahoo という認識は根強く残っていますもん。
一方で若い世代は物心ついた時からインターネットがある環境。なのでこの傾向も年月とともに変わってくるはず・・・?でも結局積極的に情報収集をしないなら一緒ですね。ヤフーの役割がグノシーやスマートニュースに分散されるだけ。
あんまり変わんないか。
今回はそんなオチ無しエントリーでございました。
では再見。
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