友人と4人で乗用車に乗っていた。都心の目的地を目指していた。気の合う仲間たちだ。社内は和気あいあい。
ところが物騒な情報が舞い込んでくる。都心を走るある電車に異常が発生したようだ。
車のラジオから流れるニュースを聞いたり Twitter を見て事態が飲み込めた。なんとブレーキが壊れたようだ。電車は本来止まるべき駅を通過しながら、どんどん速度を上げ続けているらしい。なんということだ。
そして偶然にも私たちの目的地は、その電車の路線の終点の駅だった。不測の事態に備え、駅から距離を置いて停車する。
大きな駅だ。ロータリー付近には路線バスや客待ちのタクシーが数多く停車している。多くの人が行き交っている。
そしてその瞬間は訪れた。轟音とともに暴走する電車が駅へ突っ込んでくる。車両止めも役に立たない。線路は地上数メートルの高さに架けられていたため、電車は駅を飛び出し、空を飛ぶようにして、いや、空中を滑るようにして地上へと突っ込んできた。
電車が突っ込んだ場所は、私達が乗っている車から100メートルも離れていない場所だった。もしも少しでも近くに停車していたら、少なからず被害を被ったに違いない。
現場付近でひどい煙が上がっていたが、少し待つと視界が晴れてきた。そこに見えたものはこの世のものとは思えない凄惨な光景だった。地獄というものがもしも存在するなら、きっとこういうものを言うのだろう。
(あえて具体的な描写はしない)
すぐにスマホを取り出し救急車を呼ぶのが普通である。しかしそんな光景に、私は何もできなかった。頭も身体も固まってしまっていた。
もう何をしても無駄。そんなことだけはぼーっと考えていたような気がする。
なんだか嫌~な感じのする夢だった
2日前かな?そんな超生々しいカラーの夢を見て夜中に目を覚ましました。トイレ行くの怖かったー。
昔の記事でも書いたように、基本的には正夢など信じてはおりません。夢に出る内容というのは、必ずどこかで自分が見た/体験したものに過ぎません。人はそれをなぞって行動するだけです。たぶん。
参考▶正夢もデジャヴも無い。自分の無意識下の経験にすぎないのだ。
だがしかし、そう片付けるにはあまりにもリアルだったんですよね。こんなに内容を覚えていることなんてあまりないし。なんだか胸の奥がざわざわする感じが残っています。
そんな中で今日の都心の降雪。さすがに夢で見たようなことは起こらないでしょうけど、少しだけ気をつけようかなと思います。みなさんもくれぐれもお気をつけて。
では再見。
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