最近嫁ちゃんからおもしろいゲームを教えてもらいました。
名称は不明ですが、「質問者が 20 個まで質問を行い、回答を導き出すゲーム」です。
と書きつつ検索してみたら、Wikipedia に載っていました。あらら。かなり昔からある有名なゲームのようです。
『二十の質問』っていうのね。
一見単純なゲームなのですが、やってみるとけっこうハマります。
「二十の質問」ゲームのルールと進行例
ルールはかんたん
はじめにルールですが、ざっくり下記のとおり。
- 回答者は事前に明確な正解を考えておくこと。
- 質問者は20個まで質問できる。
- 質問は Yes / No で答えられるもので。
- 回答者は嘘をつかずに Yes / No で答える。
具体的な進行例を見ていただけるとわかりやすいかと思います。
では以下、これを読んでいるあなたが私に質問している体で読んでみてください(私が回答者)。ゲームスタート!
具体的な進行例
Q1:それは生き物ですか?
A1:いいえ
Q2:それは場所ですか?
A2:いいえ
Q3:それは手に持つことができますか?
A3:はい
Q4:それは日本にしかありませんか?
A4:いいえ
Q5:それは誰でも知っていますか?
A5:はい
ここまででわかったこと。
しかしまだまだ全然特定できませんね。質問を続けましょう。
Q6:あなたはそれを見たことがありますか?
A6:はい
Q7:あなたはそれを触ったことがありますか?
A7:はい
どうやら私も見て、触ったことがある物のようです。
Q8:それは温かいですか?
A8:いいえ
Q9:それは電気を使いますか?
A10:はい
Q11:あなたそれを毎日使いますか?
A11:はい
ここまで来るとだいぶ絞れてきましたね。
そんな物は数えるくらいしかありません。念のためさらに詰めていきます。
Q12:それは写真を撮影することができますか?
A12:はい
Q13:それは電話をすることができますか?
A13:はい
はい、もうこれ以上は質問をする必要はないでしょう。
答えは iPhone ですか?
はい、正解です。
という流れ。
質問力も正解設定力も求められる
今回は答えもある程度わかりやすいうえに、質問もかなり鋭いものにしました。こんだけスムーズに行けたら超優秀。
実際にやってみると、こんなにうまくはいきません。 20 の質問を使い切っても、全然トンチンカンな答えになることもしばしば。「質問力」が求められます。
ただ一方で「正解設定力」も重要です。あまりにも難解な正解を設定してしまうと、かなりシラケてしまいます。
たとえば「衣笠祥雄(広島)」という正解を用意しても、 20 個の質問で辿り着けるでしょうか。なかなか難しいですよね。
ということで、ゲームを楽しむためにも 20 個の質問で辿り着けそうなものに設定すべきでしょう。
難易度を自分たちで調整してみるのもいい
完全にゼロから回答するのがしんどい場合、最初から回答をある程度絞り込んでおくこともいいかなと思います。
ジャンルを絞ってみる
たとえば「野球」ジャンルに絞り込む。
野球ジャンルということがわかっていれば、仮に「衣笠祥雄」が正解としても、 20 個も質問しなくても辿り着けそうです。
もちろんお互いが興味のあるジャンルに絞ることが大前提ですが。
ジャンルを絞りつつ回答数も減らす
ジャンル絞込によってかんたんになりすぎるとすれば、回答数を減らして難易度を調整してもいいでしょう。
衣笠(しつこい)なら、 15 個くらいでいけそうです。
シンプルなゲームだけに効果てきめん
というシンプルなゲームの紹介でした。
以前の記事でも、パートナー同士のコミュニケーションアップのためのゲームを紹介したことがありました。
参考▶ 今さら聞けない相手の趣味趣向をサラリとゲーム感覚で確認する方法
やっぱり長く一緒にいると、お互い悪気はないにしても、お互い変わらぬ愛情があったとしても、どうしてもコミュニケーションは薄れていくものです。正直「もう 2 人で話すことなどないわ」というカップルも多いことでしょう。
でも騙されたと思ってやってみてください。意外とハマって会話も増えますよ。
では再見。
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