営業をやりたくない?でも見方を変えれば苦手意識が消えるかも

自分の性格的に、営業はないですねー

そんなことを耳にしたことがある人は多いはず。若かりし私もそう思っていました。営業なんてぜってームリ!って。

まぁ若いうちはいいですよ。

しかし三十路過ぎてもそんなことを言っているなら、ちょっと今後が心配になっちゃいます。

もしも営業に対して嫌悪感や苦手感を持っているのなら、ちょっと見方を変えてみてください。

誰しも人にお願いをしたことがあるはず

たとえば自分がどこかの飲食店でアルバイトをしているとします。レストランににしましょうか。

ある週末、シフトを入れていたにも関わらず、どうしても行かなければならない用件ができてしまいました。

さぁどうしましょう。

お願いする。ダメならやり方を変えてみる

たぶんほとんどの人は、同じアルバイトスタッフに声をかけてこうお願いすると思います。

今週土曜シフト代われない?次の日変わるからさ~。

たとえ 1 人目がダメでも、 2 人目、 3人 目としつこくお願いするはずです。

何度も断られると、もしかしたら次の日シフト代わるだけではダメか?という仮説も生まれます。そしたら

今度生 1 杯おごるからさ~。

そんなオプションを付けるかもしれません。

みな知らぬ間に営業活動をしている

いや別にシフトについて熱く語りたいわけじゃないです。

自分営業はできません、やりたくありません

そんな人でも、自分の願望を現実化させるべく、どこかで誰かにお願いをしているんです。

それって立派に「営業活動」なんですよね。

嫌悪感を感じる人は、営業 = 売り込み と思っている

よく、就職活動は自分を売り込む営業活動だ!といいます。たしかにそのとおり。間違いではありません。

ただここからは、営業 = 売り込みという図式しか見えません。

だから余計に嫌悪感を感じる人も多いんだと思います。

見方を変えれば営業なんてぜんぜん構えるもんじゃない

でも、「自分のお願いを聞いてもらう」もしくは「自分の願望をかなえるために動いてもらう」と見方を変えればどうでしょうか。

たとえばこんなよくある願望

バイトのシフトを代わってほしい

上述したとおり、別日のシフトを代わってあげれば確率が上がるかもしれない。ダメか・・・ならあいつ酒好きだからビールおごればいけるか?

考えますよね。

コンビニ行くついでに何か買ってきてほしい

当たり前のようにお願いするといつもコイツ(彼女)機嫌悪くなるんだよな・・・そうだ、行く前にちょっとマッサージでもしてご機嫌とっておくか。

考えますよね。

なんとか今夜飲みに誘ってあわよくば・・・

旨い酒があるとか?いや、うまい飯のほうが響くか? 22 時集合だとあからさますぎるから、 21 時くらいがベストか?

考えますよね?ね?(私は過去形ですが)

・・・このように、自分の願望をかなえるために、無意識にアレコレ考えたりするわけです。なぜ考えるかというと、確率を上げたいから。たったそれだけ。

これも立派な営業活動です。ふつうでしょ?

やっぱり就職活動 = 営業活動

翻って就職活動。

自分が入りたい会社があるとします。本当に入りたいなら、その願望をかなえる確率を上げる努力をするはずです。

たとえばその会社のサービスを使ってみて、自分なりの、自分にこそ実現できる改善案を出してみるとか。

たとえば事業内容をよく研究してみて、新規事業案を出してみるとか。

(私個人的には、「私こんな人間です、こんな資格あります」アピールよりも、こういうプレゼンのほうが響きます。)

繰り返しますが「本当に」入りたいなら、きっと自然と考えると思うんですよ。

それをストレスに感じるということは、上場企業だから/人気だから/ドヤれるからとか、軽薄な志望動機であることの裏返し。

だれだって営業マンなんだから食わず嫌いはもったいない

人間ひとりでは生きられません。必ず誰かとの関係のもとに生活をしています。

人間関係のもとで生活している以上、常に営業活動を行っていると言っても過言ではありません。

だから営業が嫌いという人は、たんに勘違いをしているだけなんですよね。やりたくないと言いつつも、毎日やってるじゃないですか。

社長だって、人事部だって、企画だって、みんな営業マンなんです。

楽しいですよ、営業。もっと気軽にまいりましょう。

では再見。

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