都内の飲食店の店頭では、たまにコックおじさんが店番をしています。コックおじさん?何それ?という方はこちらの写真をご覧ください。彼がコックおじさんです。
なぜか太ったコック=イタリア人を想像してしまいますね。イタリアの方申し訳ありません。
さらに寄ってご尊顔を。
オジサンのくせにわりとかわいい顔してます。こいつはモテるデブだ。私も10年後には・・・。
さてこのコックおじさん。冒頭述べたように、わりとさまざまな場所でお目にかかります。ここで出会った彼はよい職場に巡り会えたようで顔色もいいですね。
しかし大変な職場へ配属されると、如実に人相が変わってきます。
相当環境の悪い職場なんでしょう。全体的に陰な様子になっています。あの優しかったコックおじさんの面影はどこへ。
さらにちょっと寄ってみます。
うわっもう完全に死んだ目をしています。夢も希望もないよ、という表情です。
いやー環境ひとつで人間こうも変わるもんですね。
だがしかし、もっとひどい職場へ派遣されたコックおじさんもいるんです。出会ったときはさすがに驚きを禁じえませんでした。
それが彼です。
完全に土気色。ゾンビですか。
ていうか・・・
えええ?
わあああああ!手!手が!
五本の指が切断されているのですが、表情に変化はなく痛みは感じていないよう。したたる血肉を隠そうともせずに店先で客を呼びこむその姿は、まさにゾンビそのもの。※飲食店です。
人は1日の大半を職場で過ごします。実は自宅で過ごす時間なんて知れたものです。そのために職場の環境がいくら劣悪であったとしても、それが普通であり、辛さを感じてもその中で我慢するしかないと思い込んでしまいます。そうして心身を病んでしまうケースも多々見受けられます。
このおじさんの場合はもっとひどい。もう死んでいるのに、自分ではそれに気づいていない。だがこの仕事は自分しかできないんだ。そういう生きていたころの使命感だけが残り、今日も朽ちていく肉体を引きずって店先に立ち続ける。※飲食店です。
一見すると恐怖以外の感情は湧きませんが、よくよく想像すると不憫でなりません。彼をこの業務から開放させることのできる力を持つ霊能力者が現れるのを祈る以外に、私にできることはありません。
いつか彼がこの業から解放されますように。
・・・ていうか壊れるのはしょうがないけど、赤く塗ったの誰よww
では再見。
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