いきなりどん!
そう、みんな大好き(ですよね?)やよい軒です。いつもお世話になっております。
私の勤務先の近くにもありまして、週に1~2回はお世話になります。価格がぼちぼちリーズナブルであるということ、加えてご飯のおかわりが自由ということが大きいですね。たいてい小鉢で納豆を追加し、メインのおかずで一杯、納豆&お新香で一杯→デブ街道まっしぐら。
「しばらく見ないうちにプロレスラーみたいになったね!」
「その腹!」
なんて嘲笑されてもいいんです。健康診断の値に明らかな異常値が出るまでは、好きなだけおいしく食べさせていただきます。
まま、そんな小デブ話はさて置き本題へ。
日本のおいしいグルメが続々海外進出している
日本の外食チェーン店がアジア圏を中心に続々と海外進出を果たして成功しているということが、メディアでよく報じられています。ガイアの夜明けとかWBSとか。
代表的なところだと博多一風堂。ニューヨークの一風堂はオープン以来全然行列が絶えないそうですね。
画像:IPPUDO NY HPより
むむ、格好良いなぁ。
過去の海外進出の失敗
日本から外食チェーン店が海外進出する際、かつては「現地の人の舌に合わせる」ということが常識になっていました。「郷に入らば郷に従え」ってやつですね。
一方それによって「日本食的なもの」は広がりましたが、現地に行って我々日本人が食べると「・・・カチャ(箸を置く音)」となるケースも多くなりました。クソマズイんですよ、ええ。
特にロンドンのラーメン屋!キーッ!
でも現地の外国人の味覚が変ということもありますが、実は「本当の味を伝えなかった」「変に迎合した」先人達にも罪があるんでしょうね。「これならミーも作れるわ」と思われるくらい舐められてしまったってことです。
一風堂とて例外ではありません。確か昔味を変えて中国出店→失敗→看板だけ撤収、ということがあった気が。
オリジナルで勝負!→通じた
で、今回の博多一風堂が凄かったのが、ブラさずに味を変えなかったこと。臭みたっぷりの豚骨スープをそのまま持って行って勝負したこと。
確か水と醤油が全然良いのがなくて、日本から空輸してるそうです。そのため提供価格も大幅アップしてしまい、なんと現在$14≒1,400円也。日本の価格のほぼ倍です。
普通ならここで「うわ、値段合わねーわ」とアウトになります。しかし(過去の反省もあったんでしょう)一風堂はこのまま突っ切り、結果として現地の皆さんの支持を得ることができました。そう、価格がどうだろうが、「オリジナル」は通じるんですね。
※アンチ一風堂の方はスルー願いますw
迎合せず、そのままの味とスタイルで通じるんだということがこれで証明されました。他の外食チェーン企業の海外攻勢もここから勢いを増したような記憶があります。(あ、もちろんオリジナルの味で通じなきゃ潔く撤退です)
大丈夫か!?やよい軒が高価格志向でシドニー出店
そして冒頭のやよい軒。先日こんなニュースが出ていました。
やよい軒、シドニーに出店 サバの塩焼き定食2500円
定食店「やよい軒」を展開するプレナス(福岡市)は5日、豪州の1号店をシドニーにオープンした。店名は「YAYOI」とし、店内は木目調の落ち着いた雰囲気。定食メニューの価格を2千~3千円台に設定し、高級路線で和食を売り込む。
だ、大丈夫ですか!?
と思わず心配してしまいます。和食の魅力とともに日本の文化も伝えたいとのことですので、食材や内装費用等は日本国内の店舗よりも豪華にしているのかもしれません。
でもやよい軒ですよ(大変失礼)?サラリーマンのたまり場ですよ?
国内なら小鉢付けても1,000円以内で済むところ、オーストラリアだと3,000円くらいになるんですよね。これ逆にオーストラリアの人が日本に来た時に大ショック受けるんじゃないでしょうか。「ボッタクラレテル!」と。一風堂の価格差とは意味合いがちょっと違いますがな。
「日本ではボリューム層をターゲットにし、海外ではハイエンド層をターゲットにしよう」という戦略でしょうか。一物一価=ターゲットとブランド価値は世界中どこでも不変であるべきと思います。
※実はタイにはもう120店舗くらい出していて、店舗の佇まいや価格は日本と同じような感じです。やっぱそれでいいんじゃないのかなぁ。
なんやかんや旨いものがお手頃で食べれるのが幸せ
まま、色々書きましたけど、私としては今までどおりに「肉野菜炒め定食&納豆」が790円で食べれれば何でもいいんですよ。
明日も行くんで席空けておいてくださいってことでw
あ、ちなみに一風堂といえば実は「ホットもやしソース」が超優秀。
【選べる6本】一風堂 秘伝のとんこつダシ 330g ホットもやしソース 330ml おうちでIPPUDO ソース ドレッシング【あす楽対応】【コンビニ受取対応商品】
近所のスーパーで売ってるで五反田家は常備していますが、これはガチで一家に一本常備なドレッシングです。一風堂の店舗にある辛子もやしのタレ(ドレッシング)で、もやしはもちろん冷奴や水炊き鍋にも合います。味もしょっぱ辛くて濃い目なので少量ずつ楽しめるのも高ポイントですな。
刺激物が好きな人にとってはノド手のアイテムだと思いますよ。ぜひどーぞ。
では再見。
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