男性と女性には違いがあります。アレが有るとかアレが無いとか、そんな外見の話じゃありません。思考の違いです。
その違いがわからないうちは、お互い多くのストレスを感じるもの。新婚の夫婦が喧嘩が絶えず「こんなはずじゃなかった」と悩んだり。でもそんなの時間をかけて肌感覚で理解しちゃえば、別にどーってことはない。
今回はそんなお話。
男女間の思考の違い
よく「女性は子宮で考える」とか言われますね。なんか意味ありげな感じですが、いまだに意味がよくわかりません。つまるところ女性のほうが、(一般的には)良くも悪くも感覚的な思考をするということなんでしょう。
いや感覚的であるというよりも、論理的ではないと言ったほうがしっくり来るのかな。女性と口喧嘩をして、どんどん論点がずれてくる経験をしたことありますよね。ああいうことなのかなと。
※ところで論点ずれてることを指摘すると、なんでこっちが怒られるんでしょうね。重箱の隅をつついていやらしい!的に言われ、なぜだか器の小さい男扱いされてみたり。あるある。
でもしょうがないんです。それが人間の営み。太古の昔より人々はそうやって衝突し、男はモヤモヤを抱えながら生きてきたわけです。
論理的に正しいことが正解というわけではない
だがしかし、時にそれが理解できない、あるいは下手くそな大人の男性も存在します。
電車で隣りにいたカップルの会話
先日電車の中で私の隣に座った男女が口喧嘩を始めました。ぱっと見30歳は越しているベテランカップル。
最初は
男性「こうだったよね~(笑顔)」
女性「え~私はこう思ったけどな~(笑顔)」
こんな程度で普通に話していました。しかし徐々にその意見の相違がエスカレート。
最終的には
男性「これこれこうだから、絶対にこうなんだよ(怒)」
女性「ごめんさい、だって、それでも(泣)」
へと進展。ああうるさい。
ささいな意見の相違は論破が目的となった
私は20分ほどそのやり取りを隣で聞いていました。正直うざいうるさい以外の感情は湧きませんでしたが、その20分のやり取りを聞く限りは、どう考えても男性の言うことのほうが論理的で理解できることを言っていたと思います。
ただ、それが「正解」だったかどうかは別問題。特に男女間のやり取りの中で、論理的に筋道が通っていることがすなわち正しいことだとは限りません。
そういう視点で見ると、この彼はド下手でした。最初こそ「うんうん」とうまくコミュニケーションを取っていたのですが、どんどんイライラしてきているのが手に取るようにわかりました。そうして途中から口調が一転。最終的な目的は彼女を論破することになっていました。
んで結局彼女が泣き出して、彼氏もオロオロ。
男性「ごめんねごめんね」
女性「だってだって」
そんなやり取りの繰り返しとなり、そこで私も電車を降りました。本当にうるさかった。
別に勝負しているわけじゃないんだから
繰り返しとなりますが、特に男女間のやり取りの中で、論理的に筋道が通っていることがすなわち正解とは限りません。
もちろん家を買うとかペットを飼うとか、重要な事案は別です。とことん話し合って妥結点を見つけるべき。
でもどーでもいいことだってあるわけです。というか大半がどっちに転んでもいい程度の話じゃないですかね。そんなことにいちいち論理的に話を詰めて勝敗を決してどーすんのと。お互い気持ちが持ちません。
「なんでもいい」は禁句なり
しかしここで、衝突を避けるべく「なんでもいい」を連発するのは初心者の証。「なんでもいい」「どうでもいい」は禁句です。彼女は自分の意見を通したいんじゃなくて、自分が気になっているトピックに関して、同じように真剣に考えてほしいんです。
だから(たとえどうでもよくても)ちゃんと「自分はこう思う」「こっちのほうがいいんじゃない?」と意見を言いましょう。
嫁ちゃん「A と B どっちが似合う?」
私「んー A でしょ」
嫁ちゃん「でも今日の気分は B だから B にしよ!」
私「・・・」
あるある。でもこんなことにいちいち腹を立てちゃダメです。
大人の男のあるべき姿とは
大局を見据え、あるべき着地点へ導いていくのが男の役割。大否定された自分のその意見だって、あるべき姿(B)に着地させるための重要な要素だったのだと、ポジティブに考えましょう。
人生、曲げなければならない時もある・・・。
参考▶「逆境ナイン」は超絶ポジティブな自分になれる男の教科書
ま、「男は我慢」だよということで。
では再見。
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