ベネッセの個人情報流出問題に沸いた先週。もはやこのご時世、個人方法なんぞ流出する前提(覚悟)でいないとダメなのかなぁとも思います。
どんなにセキュリティロックが何重にかかっていても、運用するのは人間ですからね。今回のように運用マンが悪いやつだと一発でアウトなわけで。いやはや悩ましいですね。
と他人事でいた私ですが、先週末タイムリーに不正アクセスをいただいてしまいました。特に被害はなかったと思うのですが、同様の人もいるかもしれないので一応アップしておきます。
Facebookから見たことのないメールが来ていた
連休最終日の7月20日(月)、たまたま早起きしてメールチェックしたところ、何故か Facebook さんからメールが届いています。はてなんでしょう?
どうやら怪しい場所 or 端末からアクセスがあったため、気を遣ってアカウント一時停止をしてくれた模様。おっと穏やかじゃない。
でも私の Facebook アカウント乗っ取ったとしても、特に何もできないだろうけどなぁ・・・と思いつつも、念のため手順に従ってアカウント再開をすることにしました。
操作を進めていくとこのような画面が。どうやら東京都足立区、OS は Win7 で、ブラウザは Chrome だったようですね。
私の住まいは足立区ではないので、ここでは「覚えがない」となります。足立区の誰だ!
この後はログインパスワードをより強固なものに変更することで完了となりました。その後は今回のような不正アクセスの類のメールは頂戴していません。
ブラウザから Facebook のセキュリティ対策を設定
しかしパスワード変更だけでは不安なのも事実。Facebook ページから自分のセキュリティ状態を確認し、必要であればより強固なものに変更しちゃいましょう。
セキュリティ状態を確認するには、PC ブラウザで Facebook にログイン後、右上のプルダウン▼をクリック。メニューが出てきますので、「設定」を選択。
すると下記の画面に移ります。上から2つ目の「セキュリティ」をクリックします。
クリックすると画面右に、セキュリティに関する様々な項目が表示されます。
上から順番に見て行きましょう。
①ログイン通知
これがまさに今回の私。あら?チェック入れてないけど気を遣ってメールしてくれたのかしら。
ひとまず私はメールではなく「 SMS /プッシュ通知」にチェックを入れて保存することにしました。今回はたまたまメール見ましたが、仕事以外は驚くほどメール確認しなくなりましたもん。
※変更にはパスワードが求められます。
②ログイン承認
これも今回の事例に近いですね。ふだん全然使わないブラウザ・・・例えば IE からログインしようとすると、セキュリティコードが求められるようになります。当然これもチェック&保存してみます。
チェックを入れるとメッセージが表示されます。
頼もしいやないけ。では「こちらからスタート」をクリック。はいはいと進むと、登録してある番号宛に SMS でパスコードが送信されます。
黒で隠した部分には数桁の数字が表示されていますので、そのままブラウザに数字を入力します。
入力して次へをクリックすると終了です。
このまま「閉じる」で終わり。さっそく IE 立ち上げて検証・・・と思いましたが、無駄にセキュリティコードを使うのももったいないのでやりませんw
③コードジェネレータ
これは②で設定したセキュリティコード。ここでは割愛しますが、スマホの Facebook アプリで見ると、30秒毎に変わる番号が表示されます。もちろんオフにせずそのままで。
④アプリのパスワード
⑤信頼できる連絡先
⑥信頼できるブラウザ
こいつらは省略。ここまでやるともう面倒臭くて Facebook にログインしなくなりそう。気になる方だけ設定してください。
⑦ログインの場所
現在進行中(ログイン中)のブラウザや地域が確認できちゃいます。もしも不正ログイン的なメッセージが出た場合には、先ずはここで本当に別場所からログインされているのか?ということを確認することができます。すごいなぁ。
・・・と思いきや、あれ?
- 現在進行中:Firefox (Win7) / 世田谷区
- デスクトップ:Firefox (Win7) / 墨田区
- iPhoneアプリ:FB for iPhone /横浜市
いま私一箇所で PC のブラウザと iPhone アプリ同時に立ち上げてるんですが、地域が全部違う!おまけに一つも合ってないwww PC はいいとしても、iPhone の方はもっと精度上げてくれないかね。
セキュリティ対策は自己責任でどうぞ
と、何だかセキュリティが強固なように見えて適当な、よく分からない Facebook 。この精度の粗さから考えると、今回のエントリを書くに至った不正アクセス自体の有無も、そもそも怪しいもんですよw
結果的にそんな悲しい結末となったわけですが、それでも自分でできるセキュリティ対策は行うべきでしょう。とはいえ過敏になりすぎトゥーマッチな対策を施し、使用感が悪くなってしまったら本末転倒。今回私が行った程度の対策でいいんじゃないですかね、ひとまず。
何にしても自己責任でどうぞ。
では再見。
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