ブログのプロフィール画像や SNS のアイコンってけっこう悩みます。地鶏自撮りにはちょっと抵抗あるし、とはいえ風景画像とかも変だしなぁ・・・結局無難なペット画像などに落ち着くことも多いです。
でも世の中にはフリーで使える似顔絵メーカーツールもたくさんあります。そういうものを探して自分に似せたアイコンを作っている方もたくさんいらっしゃるでしょう。今までの私のアイコン(ロボット)もそうでした。
参考▶五反田です
んで今回は、そうした SNS アイコン作成に最適なアプリのご案内です。90年代半ば~後半を原宿で過ごしたアラフォーの人達は、「うわっ懐かしい!」と感じるかもしれません。
chappie(チャッピー)とは何ぞや
それがこの “chappie” なるアプリです。
chappie(チャッピー)とは、1994年にデザインスタジオgroovisions(グルーヴィジョンズ)が製作した、人型のグラフィックデザイン/システムです。 チャッピーには、直立で正面を向き、顔のパーツ等を一定にするなどの基本的なルールが設定されていますが、特定の年齢や性別、国籍は設定されていません。そのため、髪型や服装、肌や目の色を変えることで、チャッピーは世界中の誰にでもなることができます。パソコンの中で生まれたチャッピーは、1997年にはマネキン型が作られ、その後1999年には、ソニーミュージック・エンタテインメントより歌手としてCDデビューを果たし、シングル3枚、アルバム1枚を発表しました。現在でも、企業や学校のイメージキャラクターを務めたりと様々な分野で活動しています。
まぁ、そういうことですw 当時は雑誌 “relax” なんかでよく取り上げられていた記憶があります。チャッピーのことは分からなくても、この顔を目にしたことがある人は多いんじゃないでしょうか。
と言いつつ私も10数年ぶりに思い出しましたよ。
groovisions さんはクラウドファウンディングを使ってアプリ制作の資金調達をしたようです。無事ローンチできて良かったですな。
アプリ chappie(チャッピー)の使い方
まずはアプリをインストールしましょう。
ホーム画面に無事にアイコンが出たらタップしてスタートです。
では進めていきましょう。アイコンをタップするとこのような画面が開きます。
チャッピーが勢揃い。もしも自分に似せていきたいのであれば、この中から自分に近いアイコンを選択。それから右上にある “EDIT” をタップ。
ひとまず私は彼にしてみました。普通。
“NAME” 部分は変更できます。変更して何がどうなるのかは分かりませんが、ひとまず自分の名前に変えました。
さぁここからはコーディネートです。目指す自分を作っていきましょう。
まずは背景色の選択をします。
ブルーにしてみました。左右スワイプでカラバリが見えますよ。
以後は画像下部ピンクで囲んでいる部分をタップし、部分部分を自分の好きなように変えていくことになります。
では順番に進みましょう。次は肌の色。
一言で肌色と言ってもでもかなりのバリエーション。自分でやってみるとよく分かりますが、1トーン上下させることで、印象がずいぶん変わってきます。
次は目の色。こちらもさまざまな人種に対応しております。
やはり日本人イメージにこの目の色はマッチしませんな。まぁいろいろとお試しください。
次いでアイコンの要となるヘアスタイル。ここは最も個性を出したい部分です。ヘアスタイルはもちろん、カラーリングもばっちり。
まさかアイパー(アイロンパーマ)まで揃っているとは・・・ちょっと事務所の若い衆風にすることも可能ですね!
あとはヒゲを選んだり
洋服を選んだりして(これは嬉しいですね!)
めでたく完成となります。あとはちゃんとアプリ内に保存をしておきましょう。
作成したチャッピーをアイコンにするために
次はせっかく作成したこのチャッピーをアイコンに使いましょう。
この画面から左下のアイコンをタップ。
見慣れたアレが現れます。ここで「画像を保存」するか「メールを送信」するだけ。
ちなみに取得できるアイコン画像のサイズは 640 x 640 px と結構大きめですので、SNS のアイコン以外にも様々な用途に使用できそうです。
また気になるのが「チャッピーデータ送信」ですが、お友達のアプリに作成したチャッピーを送信できる機能だそうです。”.chp” という拡張子のファイルが添付されます。もちろん PC では開けませんのでご注意を。
何をどうしてもチャッピーになる面白さ
基本的な使い方は以上です。どうです?簡単ですよね。
もちろん自分に似せなければならないということもありません。
このように、もはや人外の生物にしてしまうことも可能です。キモいですね。
でも不思議とどんなにカスタマイズをしても、必ずチャッピーになるんですよね。コンセプトの勝利。おもしろいなぁ。
さらに細かい FAQ はオフィシャルサイトにて丁寧に説明されていますので、そちらもチェック。
※もちろん私も作りました。似てるかどうかは内緒ですが、しばらくはこれにしよっと。
では再見。
コメント