iPhone 6は2サイズ展開になる、あるいはiPhone 6とアナザー新iPhoneでサイズが変わる。
ネット上でこのように伝えられてからしばらく経ちますね。それから噂が噂を呼んで、噂をベースにまた新しい噂が出現することにより、公式発表は一切無いにも関わらず、なぜか「新iPhoneは2サイズ展開」ということが確定になってしまいました。まだ公式発表は一切されていないのに、おかしなものです。
しかし画面サイズが大きくなると、目に入ってくる情報量も当然増えます。ゲームなんかもより細かい部分まで見ることができるようになりますね。
となると当然出てくるのが「歩きスマホ」問題です。
歩きスマホは人間兵器だ
ケンカをしたことがある人、あるいはスポーツをしていた人ならお分かりかと思いますが、人に攻撃されて一番痛くて気持ちが折れるのって「体当たり」です。来るのが分かっていて構えている分にはいいのですが、注意の外から不意にくらった日にはもう・・・。
たまにプロ野球でも、センターとレフトが交錯するなんてことがありますが、もう2人とも死んでますよねw 身体を鍛えている大の大人がそれくらいになるほどの衝撃なのです。
んで歩きスマホ。これも注意の外からやって来る場合が多そうなので、ぶつかられた人の怒りたるや相当なんじゃないでしょうか。
我々の日常では、ゲームしながら/LINEしながら/ニュース読みながら・・・歩きスマホユーザーはどんな状態からも攻撃を繰り出してきます。もはや他人ごとではなく、「人は歩きスマホをする」前提で生活しないといけないと言っても過言ではないでしょう。
歩きスマホに法的な規制は必要なのか?
と適当に書いてみたものの、世論は案外優しいかもしれません。グラフで見てみましょう。ソースはYahooさん。
わー。
実に5万人近くの調査において、75%=37,290人もの人が「法律や条例で歩きスマホを規制すべし!」と思っていることが判明してしまいました。
皆さん歩きスマホ=人間兵器のことを脅威に感じているということが分かります。
事実として歩きスマホによる事故はどれだけ多いのか
「危ない!事故る!(かもしれない)」
「オレが避けなきゃ大惨事だったぜ!」
「歩きスマホ気に入らねぇ!」
上記の声には、もちろんこうした意見も多分に含まれていると思います。「事故が発生した」という事実ではなく。「事故になりそうだった→規制すべきだ」という予防策ですね。
それもよく分かりますが、まずは事実は知っておきたいところ。過去数年間の数字を拾ってみました。ソースは東京消防庁。
あれ。「平成22年を起点とした25年間」に見えるw すいません、「平成22年から平成25年までの4年間」のデータです。グラフ作り直すの面倒なのでこのままにて。
- 軽傷・・・かすり傷等
- 中等症・・・入院が必要な怪我
- 重症・・・生命の危機が強い
- 死亡・・・お悔やみ申し上げます
というセグメントとなります。
軽傷から死亡まで含め「4年間で122件の事故数」が果たして多いのか少ないのか。どうなんでしょうね。
キングオブ事故=飲酒
飲酒時の事故数と比べてみると一目瞭然。
国土交通省によると、平成24年度に駅のホームから転落した人は全国で3271人。うち酒に酔っていた「酔客」が57・1%の1867人だと最も多く、「スマホ・携帯電話使用中」という項目は0・6%の19人しかいない。ただ「その他、不明」は36・2%の1185人にのぼる。
どわ!さすがキング!!
単年の転落事故のみでこれですから、飲酒絡みのすべての事故を含めると凄まじい数になりそうですね。これに比べると歩きスマホに起因する事故のなんと少ないこと。もちろん隠れた事故がある可能性もありますが、それでも微々たるもんでしょう。
そんなに騒ぐほどのことなんでしょうか。冒頭の「規制すべき論者」も単にムカつくから!という人が結構いそう。
規制よりも教育を・・・というか躾ですな
一方「歩きスマホ」の問題に詳しい徳田克己・筑波大教授は、規制よりも先に教育が必要として、スマホマナー5か条を提唱しているそうです。
スマホマナー5か条
1.道の端に寄り立ち止まって使用
2.階段では使わない
3.電車を降りるときは見ない
4.横断歩道では使わない
5.見るときはイヤホンを外す
規制よりも教育が必要ということには賛成しますが・・・小学生に躾けるような内容ですね。まぁでもそれくらいシンプルで簡単なことに気をつけるだけで、事故は予防できるということなんでしょう。まったく情けない。
ぶっちゃけ私は日常的に歩きスマホをしている身なので、変な標語や法規制はご勘弁いただきたいと思っています。皆さんスマホを凝視しすぎなんですよね。スマホに踊らされているんです。あくまでも注意は「歩くこと」に集中しつつもスマホチラ見程度だったら、あんまり危ないことも起こりませんって。
でもなぁ~中高生とか見ると、同じ歩きスマホをしている身からしても一言二言物申したくなるくらい、スマホにド集中しながら歩いている子多いです。確かに。そんな子供達であれば、上記のスマホマナー5か条も通用するのかもしれないですね。まさに躾だなぁ。
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実際の事故数の伸びの数倍の勢いで、この問題はまだまだ大きく取り上げられそうですね。
では再見。
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