硬度9!「サファイアガラス」を使用した iPhone 液晶保護フィルムが発売開始
硬度9と聞くと思い出すもの。それはもちろん超人硬度9を誇るロビンマスク先輩の鎧です。抜群の防御力を誇るキン肉マンの肉のカーテンですら硬度4~5程度≒鉄の硬さですから、その硬さたるや想像を絶します。もはやそれ武器じゃねーのと言いたくなりますね。
でも実は鎧を脱ぐともっと強さを増すという謎。
ビシュ!ビシュ!(画像:キン肉マンフィギュア CCP vs ファイブスタートイ vs 浪曼堂さんより借用)
まぁ悪魔将軍も硬度10でカッチカチと思いきや、硬度ゼロのスネークボディまで変化させることができるというバランス感を持っています。私もそれくらいの硬軟併せ持つバランス感を持ちたいものです。
しかし今日はキン肉マンの話ではありません。
ついに液晶保護フィルム界にも硬度9の超人が現れた
そうです、漫画の中だけの話ではありません。液晶保護フィルムにも硬度9 = サファイアの硬さを持つ超人が現れてしまいました。
硬度9!Sapphire Glass Protector Set for iPhone 5s/5c Crystal Clear
英語長い。「サファイアグラスプロテクターセット for iPhone 5s/5c クリスタルクリア」です。
世界はどうか分かりませんが、少なくとも日本では初の製品だと思います。以前の記事でも触れたように、iPhone 6 でもサファイアガラスを採用するかどうかはまだ全く分からない状態ですしね。
参考:iPhone 6の現時点で噂される10個のポイントまとめ
ちなみに正確には「モース硬度」が9のレベルに達しているということで、もちろんモース硬度10は悪魔将軍(ダイヤモンド)となります。
どころでモース硬度9って9Hとどれくらい違うの?
いま市販されている液晶保護フィルムを見てみましょう。通常の1,000円前後の液晶保護フィルムで3H~4H、ガラス製の液晶保護フィルムで9Hという硬さが常識になっています。
この「~H」というのは、ご存知の方も多いと思いますが「鉛筆の硬さ」を表しています。つまり9Hであれば、9Hの鉛筆でガリガリ擦っても大丈夫ですよ~という硬さです。
一方で聞き慣れない「モース硬度」とはどんなもんなんでしょう。図で見た方が早いのでどうぞ。
ほうほう。だいぶ違うもんですね。
これまで最硬と言われてきた9Hというのは、実はキン肉マンでいうところの「肉のカーテン」くらいの硬度しかなかったのです。一方で今回のモース硬度9のサファイアガラスは、なんとロビンマスクの鎧だということが分かります。なんて分かりやすい。
てことはモース硬度の「モース」は「超人」を表しているのかもしれませんよ。気になる方は調べてみてください。(無い無いw)
しかし既存の硬度9Hのガラスフィルムでも、ナイフの刃やハサミ、石でガリガリ擦っても傷はつきません。とすると、このサファイアの硬さというのも案外分かりづらい気がしますな。
サファイアガラスの透過率は一般ガラスよりも良い?
ガラスフィルムの場合、その強靭さとともにメリットとして挙げられているのが「透過率」です。だいたい 92% ~ 94% というのが多いですね(透過率 100% というのは物理的にあり得ないそうです)。
ではこのサファイアガラスはどうかと言うと・・・
液晶光度とコントラストを落とさない「クリスタルクリア(光沢)タイプ」のため、透明度が高く、貼ってあることを意識させず、プロテクターの貼付によりディスプレイの輝きを損ねることはありません。
とのこと。具体的な数値は公表していないものの「すごくクリアだぜ!」ということでしょうか。
その他スペックやら価格やら
対応機種は iPhone 5 / 5s / 5c で、ガラス層の厚さは 0.4mm となっています。現在のガラスフィルムの主流は 0.2mm ~ 0.3mm と聞いたことがありますので、0.4mm というのはトレンドと比べると若干厚めかな?という印象です。
しかし 0.2mm くらいの薄さになってしまうと、貼付け時に軽く曲げただけで割れてしまったorzという話もよく目にします。私がいま使っているガラスフィルムも 0.4mm なんですが、これくらい厚みあった方が「守られてる感」があっていいかなーと個人的には思いますよ。
そして価格は7,560円(税込)です。高いっ!新技術だしやむなしというところか・・・。
このサファイアガラスフィルムは買いか!?
んで気になるのは買いか否か?ですよね。
時期的な問題により iPhone 5 ユーザーは不要か
時期的にどうなんでしょう。私のように2012年に iPhone 5 を購入した人にとっては、あと数か月で iPhone 6 に機種変するので不要と言えます。
一方で iPhone 5s / 5c ユーザーはまだ発売から8か月程度ですから、まだまだ気合入れて液晶を守る必要があります。そしてお値段のことも考慮すると・・・このサファイアガラスフィルムは、iPhone 5s / 5c ユーザーで、かつある程度お金を使える、ガジェット好きな独身サラリーマンにはいけるアイテムかもしれません。
机上の硬さデータよりも、実際落としてどうなるか
ガラスフィルムの利点というのは「強い衝撃を受けた時に液晶の代わりに割れてくれる」ことが案外大きいです。私もこれに一度救われました。人間だって、怪我をすればそこが傷ついているんだな~と分かるじゃないですか。
人間の手の高さ = 1m ~ 1.5m からコンクリートの地面に落下した衝撃って、結構なものです。サファイアの硬度が凄いことは十分分かりますが、机上ではなく実際にそのような事態になった時にどうなるかは気になります。
やっぱり割れちゃうなら普通のガラスフィルムでいいですし、完全に耐えちゃうなら買って良し!でしょう。落としてみないと分からないのが辛いところですなw メーカーさんで実験してくれませんかね。
ユーザーは限られちゃうかな
ということで iPhone 5s / 5c ユーザーで、ガジェット好き新しもの好きの独身サラリーマン男性にオススメなアイテムという結論となりました。私は圏外だ。
でも秋の iPhone 6 発売直後にこれがあれば、相当食指が動くと思いますよ~。2年でこの価格ならいけますな。
※現在はまだ発売前ですので、予約状態です。発送は6月上旬の模様。気になる方は下記より販売ページヘどうぞ。
販売ページはこちらから。
そして私は iPhone 6 をゲットするまでは、いまお世話になっているガラスフィルムを使いきります。上述のとおり1枚目を落として割ってしまい2枚目なんですが、貼り付けは超簡単でした。
用途に合わせてお好きな方をどうぞです。
では再見。
ソース:Trinity
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