LIX 3D PENで本当の意味での「エア落書き」ができちゃう!
今日から5月です。今朝明け方までは雨風がすごかったんですが、出勤時間になる頃にはすっかり晴れ上がっていましたね。今日これから6日までのGWは、このまま晴れっぱなしを期待!
さて今日は、海外サイトで発見した魔法のペンのお話です。こりゃすごい。
エア落書き自由自在のペン:LIX 3D PEN
あら騙し絵??
画像:HYPEBEAST
さてこちら、何をしているんでしょうか?一見すると三角すいを立体的に描いているように見えますね。でもこういう場合って大概騙し絵です。針金で途中まで作り上げ、最後の部分にペンを置いて写真を撮るだけ。あるいは立体に見えつつも、平面の絵を巧みに立体に見せているだけかもしれません。
ところが。
Lix 3D pen enables you to doodle in the air. This professional tool offers you the comfort and pushes your creativity to another level.
LIX – The Smallest 3D Printing Pen in the World
Lix 3Dペンがあれば、空中に落書きできちゃうぜ!とのこと。そう、この「Lix 3D Pen」は、なんとガチで立体で線が描けちゃうペンなのです。ついに出よったか!
Lix 3D Penでどんなことができちゃうのか
どれくらいすごい事ができるかというと・・・(以下画像はすべてKICKSTARTERより)
こんな素敵なインテリアオブジェができたりします。非常に細かい細工ですが、これも全て上記のペン一本で作れちゃいます。
あるいはこんなファッションアイテムにも。カットソーの背中部分を大胆にカットし、そこにLix 3Dペンで図柄を作成してはめ込んでいるのかな?こんなこともできちゃうと。これはダサいので不要。それに洗濯はどーすんだ。
いやダサいとか洗濯のことはさて置き、ユーザーの想像力次第でどんなこともできちゃうってことが重要です。私はとりあえず立体巻きグソとか作っちゃいそうw
技術家庭の授業を思い出します
①Lix 3Dペンにパワーケーブルを挿して
②USBポートにケーブルを挿して通電開始
③フィラメントをLix 3Dペンに挿入して(これが鉛筆の芯)
④60秒待つとノズル部分が十分に熱せられます
⑤あとは好きな様に落書きだ!
という流れ。中学の頃の技術家庭の授業でやった、ハンダごて作業を思い出しますね。どうやらノズル部分は相当熱くなるようなので、落書き時はヤケド注意です。
さてどこで購入できるのか
このLix 3Dペンですが、2014年5月1日現在まだ市販はされていません。KICKSTARTERというアメリカのクラウドファウンディングサイトで、絶賛資金調達中。
あと28日残してますが、目標額30,000ポンドに向け、現在279,063ポンド・・・あともう少し・・・あれ?桁違い?とっくに超えてる。ということは生産・販売開始は確定か。おめでとうございます。
商品ラインナップは案外多いぞ
$5(意味不明)から$4,000(一緒に稼ごうぜ)プランまで、計7種類の品揃え。ペン自体も①超初期②初期③最新④超最新β版、計4種類となっています。注文すれば今年の9月~10月くらいには出荷される予定。
この技術も数年後には当たり前になる
ここでパッと「これ作ってみたい!」とイメージが湧くほど私はアーティスト肌ではありません(巻グソorz)。逆にアーティストのワガママこだわりを具現化すべく、四方八方に根回ししてあげるも、特に感謝もされないパターンが多いという悲しい男ですよ。ぐぐ。
目の早いアーティストさんは、それこそ今年の年末くらいには何かしらの作品を出すかもしれませんね。
でも何年かしたらこのペンの技術もマスに落ち、東急ハンズあたりで実演販売されるようになるんでしょう、きっと。小中学生の夏休みの宿題の工作も、このペン1本でできちゃうかもしれません。
もちろんそれは良いことで、このペンの製作者達が期待するところでもあるはずです。技術の進歩ってワクワクしますね!
では再見。
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