五反田名曲アルバム9:B-BOYイズム / RHYMESTER(ライムスター)

 

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ライムスターは日本のヒップホップ業界の中でも、現役という意味ではもはや最古参レベルの人達。同世代だとスチャダラパーあたりかな?もちろん私も大好きなグループの1つです。

今回取り上げる曲は、彼らの中でも代表作となったこの一曲。

B-BOYイズム / RHYMESTER(ライムスター)

もうオッサン泣きそうになっちゃう。

日本のヒップホップシーンにおける「B-BOY論争」

1998 年あたりから日本のアンダーグラウンドなヒップホップシーンでは、とある議論が沸き起こっていました。それは「B-BOY とは」論争。私も当時は韻化帝国(サイト消滅orz)の BBS で議論に参加していたものです。ああ、懐かしい。

フライヤー

※当時のフライヤー。携帯の番号が時代を感じます。

B-BOY とはブレイクダンサーだけのものなのか?ラップを聴いてれば B-BOY なのか?ブレイクダンスはしなくていいのか?ラップをしないと B-BOY じゃないのか?服装はダボダボじゃないとダメなのか?シーンにコミットする必要はあるのか?

などなど、成熟手前の混沌としたシーンだったからこそ、アーティストも一般人も関係なくさまざまな議論が交わされました(ケンカ腰で)。

そしてその議論は、最終的には一つの結論にどんどん収斂されていきます。

ライムスターが出さなければいけない曲だった

そして 1999 年にこの曲がリリースされ、この論争に終止符が打たれることになりました。

何をしないとダメとか周りに振り回されている時点で、それは B-BOY アティテュードじゃない。自分の中にある美学に忠実に、自分が自分であることを誇る。それこそが B-BOY なんだと。

実はこの曲が出る前から、「こういうことなんだろうな」という答えの共通認識はでき始めていたんです。でも誰かがそれを形にして回答しなければいけなかった。そして誰もがライムスターにその役目を期待していました。

ライムスターは人気実力ともにトップでしたし、何より真の意味での B-BOY であるブレイクダンサーとの交流も深く、他の誰が言うよりも説得力があったということが大きな理由だったと思います。

そうしてシーンから模範解答を期待されていた中で、ライムスターは期待以上の回答を叩きつけてくれたのです。

B-BOY に限らず聴いておくべき一曲

ちなみにこの曲、当時私の周囲でもジャンルを超えてよく聴かれていました。タイトルこそ「B-BOYイズム」ではありますが、リリックは非常に普遍性があります。

もう 15 年も前の曲ではありますが、問答無用のクラシック。年に一度はフルで聴こう。

では再見。

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