AdSense Manager でブログ記事内に自由自在にアドセンスを表示させる
当ブログにおける私の箸休め的ポジションに位置するのが、「名曲アルバム」カテゴリ。物心ついた時から今に至るまで、新旧/有名無名問わず、私の中のクラシック曲を紹介しております。記事はいつも必ず YouTube 動画とともにアップ。
そして先日。「今日はひさびさに名曲アルバム書こうかな~」と思って YouTube を観ていたら、非常に重要なことに気付いてしまいました。
アドセンス規約に反していることに気付いた
記事内で使用する YouTube 動画はアーティスト公式ばかりではありません。投稿者が個人のルートで入手した、公式ではない動画、すなわち大元の著作権を抵触している可能性のある動画も含まれます。
んで改めてアドセンスのポリシーを確認すると・・・
著作権で保護されているコンテンツ
著作権法で保護されているコンテンツを含むウェブページでは、AdSense サイト運営者様がそうしたコンテンツの表示に必要な法律上の権利を有していない限り、Google 広告を表示できません。これには、著作権で保護されているコンテンツを掲載するサイトや、著作権で保護されたファイルをホストするサイト、著作権で保護されたコンテンツを含むサイトにトラフィックを誘導するリンクを掲載しているサイトが含まれます。
うん、アウト。
急遽当ブログのアドセンス広告の構成を全て見直すことにしました。
それからも紆余曲折ありましたが、結果としては “AdSense Manager” というプラグインを入れることで、思いどおりの形にすることができました。
AdSense Manager で好きな部分にアドセンス広告を配置
プラグイン追加で “AdSense Manager” を検索すればすぐに出てきます。インストールしてすぐに有効化します。
「投稿」にマウスオンすると “Ad Units” という項目が追加されているはずです。ここをクリックして作業開始。
まずはアドセンス広告タグの登録
ピンクで囲った部分 “Add New Ad” をクリックします。※上記で見える ad-1~3 は私が登録したものです。初期画面では何も表示されません。
クリックすると、アドセンス広告タグの登録画面に遷移します。
ブルーで囲った部分に表示させたいアドセンスのコードをペーストし、”Import” をクリックします。
ちなみに上記のコードは、ユーザーの閲覧ブラウザの幅によって表示させる広告を変えるようカスタマイズしてあります。方法はこちらから。
参考▶閲覧するブラウザの幅に合わせてアドセンス広告サイズを変える方法
※上記の例では抜けていますが、「スポンサーリンク」等の文言も忘れずに。
そして最後に登録した広告ユニットに名前をつけて保存します。
ブルーで囲った部分に、自分で判別しやすい名前を入力したら、”Save Changes” をクリック。これにて1件の広告ユニットが完成です。簡単ですな。
※ “Display Options” はデフォルトでも大丈夫かと思いますが、私は “On Posts” のみ “Yes” で、それ以外は “No” にしています。もしもデフォルトで表示されないとかいう場合は私と同じ設定にしてみてください。
すると最初の画面に戻ります。自分で登録した広告ユニット名称がリストに表示されていますよね?
もちろん後から修正も可能です。”Edit” ボタンをクリックすると先ほどの編集画面に遷移しますので、広告ユニットの名称や広告コードの編集もできます。
“Delete” をクリックすると、広告ユニットをリストから削除することができます。確認画面も出ますのでご安心を。
広告ユニットの記事内での表示方法
管理画面にも英語で書かれていますが、記事内でこの広告ユニットを表示させる際は、
1 |
[ad#name] |
と記載する必要があります。”name” の部分が自分が登録した広告ユニットの名前です。例えば “gotanda” という名前で登録したのであれば、
1 |
[ad#gotanda] |
と記載すれば、登録したコードのアドセンス広告が表示されます。ビジュアルエディターにこのまま書き込んでもOKですよ。
特長:広告配置の自由度が非常に高い
記事内でアドセンス広告を表示させる際、今までは “Quick Adsense” というプラグインを使用してきました。これはこれで便利だったのですが、表示させることができる箇所が限定されています。
一方で今回の “AdSense Manager” は配置の自由度が非常に高いんです。
自分の好きな場所に配置することがもちろんのこと、冒頭で述べたような「この記事では一切アドセンス広告を表示させたくない」という場合は貼らなきゃいいだけです。
注意点:しばらく更新されていない
ただ注意点もあります。プラグインのページをよく見るとこんなアラートが。
これは恐ろしい。2015年3月現在の最新バージョンのワードプレスでは安定稼働しておりますが、この先どうなることやら。作者さんにはぜひ頑張っていただきたいもの。
ということで非常に便利なプラグインではありますが、ご利用は自己責任にてお願いします。
およそ200記事、すべて手作業での貼り替え完了
これまで記事内アドセンスは、下記のように設定していました。
- 記事内最初の h2 タグ直前に自動表示(functions.php 追記:参考▶「Gush2」初心者によるカスタマイズ⑧:アドセンス広告ユニットを記事内に2つ設置)
- 記事内最後の h2 タグ直前に表示(Quick AdSense 使用)
- 記事下に表示(Gush2 広告ウィジェット)
今回はこれを期に上記をすべて削除。すべてを “AdSense Manager” での広告タグに入れ替えました。一記事ごとに手作業で。しんどかったーw
ちなみに広告タグの配置には、プラグイン “AddQuicktag” を使用しています。これまた地味に便利なプラグインなので、別途記事にしようかなと思います。
追記
やはり更新されていないプラグインを使い続けることは怖いので、別の方法に変えました。
では再見。
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