通信量チェッカーとにらめっこする日々とはさよなら。ソフトバンクが通信制御条件大幅緩和
今や死語となっていますが、かつて「パケ死」という言葉がありました。
パケット通信は今のように定額制ではなく従量課金制で、使った分だけ青天井で支払うという恐ろしいシステムだったのです。そのため携帯電話から PC サイトで多くの情報を読み取ったり、大きな画像を添付した画像の送受信を繰り返していると、ものすごい勢いでパケットを食っていきます。
んで翌月請求書のウン万円という金額を見て死亡すると。これがパケ死です。
私の最高額はたしか3万円ちょっとだったかな?今じゃ考えられないですよね。インフラが整備されるってすばらしいことです。
通信は無限ではない
ただそうは言っても、一部の人が特殊な私用でものすごい量のパケットを使ったとします。そうなると全体への負荷が少なからずかかり、「普通の」使い方をしている人の回線スピードも遅くなりかねません。
そう、通信は無限ではないのです。
やむなくキャリアは通信量に制限を設ける
ということで、各キャリアは「使い放題」が前提であるにせよ通信量に規制をかけているのが現状です。例えばソフトバンクの場合はこれまで「1か月で 7GB 以内」あるいは「3日間で 1GB 以内」という制限がかかっていました。
そんな変な使い方してるわけじゃないし、規制なんてされないっしょ!と思っていたんですが、私もまんまとこの制限以上使ってしまい、翌日クッソ重い状態で過ごしたことがあります。これは本当に辛かった。
通信量オーバーに怯えながら暮らす日々だった
それからというもの、パケット通信量チェックアプリを入れ、毎日自分の通信量チェックですよ。月間で 7GB なんていう通信量を使い切ることはまず無いんですが、3日 1GB だと危ない時もあるんですよね。面倒ではありますが規制を受けるよりはマシということで、怯えながら暮らす毎日でした。
ソフトバンクの通信量制御条件緩和 → 3日 3GB に!
それが今日、嬉しいメッセージが届きました。
より快適に通信をご利用いただくため、通信制御の緩和を実施いたしました。
1) 制御時の速度緩和:9月1日
2) 制御条件の緩和 「直近3日間で約3GB以上」に緩和:9月15日
やったぁッ!!
これは嬉しい。
利用の敷居が下がるサービスが増えてきそう
私別に iPhone の 4G 回線で動画をたくさん視聴したり、音楽ストリーミングサービスを使ったりはしません。なので「3日で 3GB」は正直持て余すと思います。
ただいままでの「1GB」というラインは私にとっては非常にシビアなラインでした。そこを気にしなくてよくなったのは非常にでかい。
この緩和によって音楽ストリーミングサービスはもちろんのこと、C CHANNEL のような動画メインのサービスも敷居が下がって利用者が増えてくるのではないでしょうか。視聴だけじゃなくてアップロードにも当然通信量はかかるわけですし。そこを気にしなくてよくなるのはでかいなー。
なおドコモと KDDI については調べてないので各自お願い致します。
では再見。
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